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玉川大学ロボットチャレンジプロジェクトチーム「eR@sers」がロボカップ世界大会で優勝

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玉川大学は2010年6月19日(土)~6月25日(金)にシンガポールにおいて開催されたロボットの世界大会「RoboCup2010」に出場。日常生活で役立つロボットの技術を競う「@ホームリーグ」において2年ぶり2度目の優勝を果たした。

 今大会に出場したのは、玉川大学工学部の学生・大学院生を中心とするロボットチャレンジプロジェクトチーム「eR@sers(イレイサーズ)」。今年はロボットを一新し、周囲の状況を認識するセンサーの充実や、移動の際に小回りが利くよう改良して大会に臨んだ。

 「@ホームリーグ」には23チームが出場。1次予選、2次予選を経て、6月24日に決勝が行われた。同大は会場入り後も最後まで調整を重ね、1次、2次予選とも1位で通過。6チームが進出した決勝でも順調に課題をこなした。

 これまでの世界大会は、2008年に初出場で優勝。2009年は惜しくも準優勝となり、その悔しさをバネに今年の大会に臨んだ。チームを指導する岡田浩之教授は、「優勝でき、ほっとしている。チームが力を発揮し、総合力で勝ち取った勝利です。」と話している。

 同大のロボット研究は、玉川大学脳科学研究所が取り組む「人間を理解する研究」の一環として実施している。人間的な認知機能、特に対人コミュニケーションの機能を持って、家庭や職場で多くの人々と共同作業をするロボットの開発を目指し、研究に取り組んでいる。

 なお、世界の舞台で優勝を果たしたロボットは、2010年8月1日(日)に同大において開催するイベント「触れてみよう!脳とロボット」で展示予定。イベントの詳細は、追ってお知らせする。

▼本件の取材に関する問い合わせ先
 玉川学園 キャンパス インフォメーション センター
 TEL: 042‐739‐8710
 E-mail: pr@tamagawa.ac.jp
 〒194‐8610 東京都町田市玉川学園6‐1‐1

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