日本工業大学

日本工業大学のエコキャンパス活動(1)――キャンパスまるごとエコ・ミュージアム

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日本工業大学は「キャンパスまるごとエコ・ミュージアム」として、自然豊かなキャンパスで体験的環境教育を実践している。環境施設や研究成果などの環境へ及ぼす影響が目に見えるキャンパスを創造し、そこから体感による環境への理解、意識の向上を推し進めている。

 日本工業大学では、教養科目にも専門科目にも多数の環境関連科目を設け、環境意識の高いエンジニアを育てている。環境施設や環境に関する研究成果に説明版を取りつけ、環境への取り組みを体感できる「キャンパスエコ・ミュージアム化」を推進。優れた研究成果には学内助成金を出している。
 
 また、ISO14001(国際環境規格)の認証を2001年にすでに取得するなど、工学の視点から環境問題に真剣に取り組む大学、「環境」が学べる大学として、各方面から高い評価を得ている。下記はその環境施設の一部である。

(A)太陽光発電システム
 大学としては日本一の発電能力を誇る313.1kWの単結晶シリコン太陽電池による発電システムを設置。電力は主に空調用に用いられる。同大の“環境にやさしいキャンパスづくり”のシンボルであり、生きた教材となっている。

(B)風力発電設備
 同大が中心となった共同研究をベースに、最新技術を導入して開発された高性能なハイブリッド風力発電装置。定格出力は5kWで、学内の夜間照明などに利用されている。

(C)コンポスト処理機
 食堂から出る1日に150kgの生ゴミを処理し、100%堆肥として再資源化。キャンパス外への排出はゼロとなっている。

※エコ・ミュージアムの紹介: http://www.nit.ac.jp/eco/museum.html

▼本件に関する問い合わせ先
 日本工業大学 広報室
 TEL: 0480-34-4111(代表)
 http://www.nit.ac.jp

1446 太陽光発電システム

1447 風力発電システム

1448 コンポスト処理機