日本工業大学

日本工業大学のエコキャンパス活動(2)――地域とのつながり、学生の活動

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日本工業大学では大学のある自治体と連携し、地域循環システム構築に向けた取り組みを行っている。また、学生による環境推進活動も10年目を迎え、地域とも連携した環境活動を実施している。

 日本工業大学がある宮代町では、2002年から3年間、「宮代町産学官研究会」を設置し、宮代型循環システムの構築に向けた研究「バイオマスみやしろ」に取り組んでいた。そこでは、同大の佐藤教授が中心となり、大学、商工業者、町の三者が共同で、宮代町にふさわしい循環システムとはどういったものか、などの検証や調査が実施された。こうした研究の成果を受け、天ぷら油等の廃食油からバイオディーゼル燃料を精製する方法が、宮代型の地域循環システム構築に適しているとの結論に至り、実用化に向けた取り組みが始まっている。

 また同大には、今年で10年目を迎える学生環境推進委員という組織があり、学生による環境推進活動も行われている。活動の一環として、学内外の清掃や環境講演、分煙活動などに取り組んでおり、多くの学生に環境に役立つ情報を発信して、協力が得られるような活動を行っている。昨年は地元の宮代町とも連携し、最寄り駅から学校までの通学路の清掃活動なども行った。

▼本件に関する問い合わせ先
 日本工業大学 広報室
 TEL: 0480-34-4111(代表)
 http://www.nit.ac.jp

1449 学生による環境活動(通学路ボランティア清掃)