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神奈川大学で養老孟司先生による『若者と語る』講演会が開催

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2010年7月21日、神奈川大学横浜キャンパスにおいて、解剖学者で東大名誉教授の養老孟司先生を講師に迎え、「『若者と語る』講演会」が開催された。

 2010年7月21日、神奈川大学横浜キャンパスにおいて、解剖学者で東大名誉教授の養老孟司先生を講師に迎え、「『若者と語る』講演会」が開催された。

 「脳と心とインターネット」をテーマに行われた講演で養老先生は、「インターネットは他者との理解を深めるうえで、手軽で便利であり、重要な働きをもっているが、誰かの手によって書かれた情報が公開されているに過ぎず、一見新しく見える内容であってもすべて過去のものであり、単に“歴史の勉強”をしているに過ぎない。」と指摘。その利便性を享受しながらも、同時に「未知の世界に向かって自ら“勇気”をもって現実社会で行動していくことが大切であり、その経験の積み重ねが生きていること。」だと語りかけた。

 この「『若者と語る』講演会」は、優れた研究を重ねた理系の研究者を神奈川大学に招き、主に若者を対象に毎年夏休み期間に行われており、神奈川大学創立80周年記念講演会として2008年に行われた初回は、東京大学特別栄誉教授の小柴昌俊先生(2002年ノーベル物理学賞受賞)、昨年は筑波大学名誉教授の白川英樹先生(2000年ノーベル化学賞受賞)が講演を行った。今回の講演会で3回目となる。

 会場に集まった本学学生のほか、中高生や親子連れ、一般の方々など約300名の来場者が、養老先生の講演に熱心に耳を傾けた。

●詳細はこちらでご覧いただけます。
http://www.kanagawa-u.ac.jp/news/2010/07/26/002458/

▼本件に関する問い合わせ先
 神奈川大学 広報部
 TEL: 045-481-5661(代表)