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法政大学航空操縦学専修の学生が自家用操縦士技能証明を取得――前期グループ全員が国家試験に合格

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法政大学理工学部機械工学科航空操縦学専修の3年生12人が、埼玉県桶川市のホンダエアポートで自家用操縦士技能証明を取得するための国交省航空局による試験を受け、全員合格を成し遂げた。今回の前期グループに続き、後期グループの10人は9月13日から訓練を開始する。

 法政大学理工学部機械工学科航空操縦学専修の3年生22人は、前期(4月~7月)と後期(9月~12月)に分かれて自家用課程の合宿訓練を実施。前期グループの12人は、4月12日から訓練を開始し、ソロフライト、夜間フライト、270km単独ナビゲーションなど60時間を超える飛行訓練を経て、7月5日から順番に航空局の最終審査を受けていた。不順な天候による審査日程の順延や、炎天下の過酷な環境をも乗り越えて、全員合格を成し遂げた。残る後期グループ10人は9月から訓練を開始する。

 「航空法政」の歴史は、1931年5月、開業間もない羽田空港から民間航空機として初めて欧州へ離陸した青年日本号に始まる。同大では、新たな歴史の一頁として、2008年4月、「日本の空で、日本のパイロットを育成する」「飛べるエンジニアの育成」のコンセプトのもとに、航空操縦学専修を開設した。

 同大では「法政大学飛行訓練センター」を設立し、現在行っている自家用課程に続いて来年春から事業用課程、多発限定課程、計器飛行課程の訓練を順次開始。「日本の空で、日本のパイロットを育成」を進めていく。

※法政大学理工学部 機械工学科航空操縦学専修ホームページ
 http://www.hosei.ac.jp/riko/koku/index.php

▼本件に関する問い合わせ先
 法政大学小金井事務部学務課 航空操縦学専修担当
 TEL: 042-387-6415

1498 訓練に飛び立つ瞬間

1499 飛行前の念入りな点検

1500 シミュレーターでも訓練