神奈川大学

「第2回宇宙エレベーター技術競技会」で神奈川大学工学部江上研究室が総合優勝

大学ニュース  /  先端研究  /  学生の活動  /  その他

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

「第2回宇宙エレベーター技術競技会」において、神奈川大学工学部江上研究室の所属チームが総合優勝を果たした。

 8月7日~9日に千葉県船橋市の日本大学で開催された「第2回宇宙エレベーター技術競技会」において、神奈川大学工学部江上研究室の所属チームが総合優勝を果たした。

 国内外15チームが参加した同技術競技会は、各チームのクライマー(昇降機)が上空340mに掲揚されたバルーンから吊り下げられたテザー(5cm幅のポリエステル製のベルト)あるいはロープの300mの区間をかけのぼり、そして安全に降りてくることを競い合った。

 昨年度優勝したドイツチーム(ミュンヘン工科大学)など、各チームにトラブルが多発する中、江上研究室Bチームは堅牢さを優先したセッティングにより、速度自体は全体では最高速ではなかったものの、安定な走行でライバルのクライマーに競り勝ち、総合優勝となった。

 江上研究室Bチームは、屋外競技フィールドの過酷な環境でゴールに達し、安全に下降することができた唯一のチームとして、その技術が高く評価された。
 高度な設計と安全性が追求される同競技会において、江上研究室の専門分野である制御技術と今回培った堅牢さの実績により、今後もさらなる成果を上げてくれることが期待されている。


▼本件に関する問い合わせ先
 神奈川大学広報部
 TEL:045-481-5661(代)
 http://www.kanagawa-u.ac.jp/

1539