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法政大学では、草創期に活躍したボアソナード博士、梅謙次郎博士の没後100年を記念して記念事業を実施する。9月26日(日)には記念式典を行い、記念展示もスタートする。
2010年は、法政大学の前身である東京法学社が設立されて130年という記念すべき年であると同時に、同大の草創期(東京法学校、和仏法律学校と呼ばれた時代)に活躍したボアソナード博士と梅謙次郎博士の没後100年にあたる。
わが国の民法典・刑法典編纂に深く携わったボアソナードは日本近代法の礎を作った人物で、できたばかりの東京法学校で教頭として無償で教鞭を執った。また、梅謙次郎は民法典の起草者の一人であり、法制局長官、文部省総務長官、韓国政府顧問など行政の仕事とともに、和仏法律学校の総理(現代の総長)を務めた。
この二人は偶然にも同じ1910年に亡くなった。黎明期の日本の法律界は、同大の二人の学祖たちにより、大きな発展を遂げたといっても過言ではない。同大では、この二人の学祖たちの没後100年という区切りある年に、多くの記念行事を開催し、草創期の同大と教師・学生たちの活躍を検証する。
記念式典は、市ケ谷キャンパス・ボアソナード・タワーのスカイホールで9月26日(日)13:30より実施する。飯田泰三氏(島根県立大学副学長)、林真貴子氏(近畿大学准教授)が記念対談を行い、司会とコメントは萩谷順 法学部教授が務める。
また、式典当日には記念展示の開場を予定している(~11月14日)。記念展示の会場は市ケ谷キャンパス外濠校舎6階・7階の展示コーナー。ボアソナード、梅の肖像画や、彼らの遺した直筆の書や文書類、当時の学生が筆記した講義録、卒業生たちの活動記録を展示する。
なお、本展示には説明要員として、ボランティアの学生=B-Unit(Boissonade Ume new information tellers)が参加を予定している。
◆記念式典
【日時】
2010年9月26日(日)13:30開始(受付は30分前から)
【場所】
法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階スカイホール
(千代田区富士見2-17-1 JR・地下鉄の市ヶ谷、飯田橋駅から徒歩約10分)
【開催内容】
・増田壽男総長、宮本健蔵実行委員長(法学部教授)挨拶
・演芸 落語:柳家三三、太神楽:柳貴家小雪
・行事解説 川口由彦(法学部教授)
・記念対談
飯田泰三教授(島根県立大学副学長)、林真貴子准教授(近畿大学)。
司会とコメントは萩谷順教授(法学部、テレビ朝日ニュースコメンテーター)
※なお、記念式典は「法政フェア」と同時開催。詳しくはホームページを参照。
( http://www.bu100.jp/ )
▼本件に関する問い合わせ先
法政大学BU企画運営事務局
TEL: 03-5212-4132
E-mail: boisso-ume-100@ml.hosei.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 法政大学 |
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URL https://www.hosei.ac.jp/ |
住所 東京都千代田区富士見2-17-1 |
学長(学校長) Diana Khor(ダイアナ・コー) |