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明治大学博物館が2010年度特別展『王の埴輪―玉里舟塚古墳の埴輪群―』を開催 ~よみがえる1メートル超の大型埴輪群の世界~

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茨城県小美玉市の玉里舟塚古墳から発掘した大型の埴輪群や関連資料を一堂に集めた特別展『王の埴輪 ―玉里舟塚古墳の埴輪群―』が10月9日(土)から12月12日(日)まで、明治大学博物館(東京都千代田区神田駿河台1-1)にて開催される。

 玉里舟塚古墳は1960年代に明治大学考古学研究室によって発掘調査され、特殊な埋葬施設と大量の埴輪が出土した。埴輪には1メートルを超える巨大なものもあり、関東を代表する埴輪の一つとして知られている。

 明治大学博物館が行った再整理の結果、横座り方式の乗馬方法があったことを示す馬形埴輪や、まわしをしめた力士の埴輪などの存在が明らかになった。今回は関係機関の協力のもと関連資料約350点を展示し、巨大な埴輪群を擁して霞ヶ浦北岸に君臨した「王」の実像に迫る。

【報道関係の皆様へ】
※10月8日(金)16:30から、明治大学博物館エントランスホールにおいて開幕記念式典および一般公開に先立つ内覧会を開催します。内覧会では、担当学芸員による展示解説を行いますので、お気軽にお越しください。

◎2010年度 明治大学博物館特別展『王の埴輪 ―玉里舟塚古墳の埴輪群―』
【主 催】 明治大学博物館 明治大学考古学専攻 
【後 援】 茨城県立歴史館 小美玉市教育委員会
【会 場】 明治大学博物館特別展示室
(駿河台キャンパス アカデミーコモンB1F)
【会 期】 2010年10月9日(土)~12月12日(日)
【入場料】 ¥300
      ただし高校生以下の児童・生徒及び、身体障害者手帳・愛の手帳所持者は無料

【写真説明】 玉里舟塚古墳の朝顔形埴輪(約120cm)
 この時期の埴輪としては破格の大きさを誇り、古墳の上に約650本が並んでいたと考えられている。今回の展示では約25本を並べ巨大な埴輪列を再現する。明治大学博物館蔵。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当: 西川
 TEL: 03-3296-4082

1625 玉里舟塚古墳の朝顔形埴輪(約120cm)