立正大学

立正大学が熊谷キャンパスにて「子ども大学くまがや」を開校――10月31日の体験学習では学園祭「星霜祭」のイベントに参加

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立正大学熊谷キャンパスで、熊谷市内の小学4~6年生を対象とした「子ども大学くまがや」を開校。10月2日に入学式を実施し、12月4日の修了式までに計3回の授業と体験学習を予定している。同大教授らによる『はてな学』『生き方学』『ふるさと学』の講義が行われるほか、熊谷キャンパスの学園祭「星霜祭」の社会福祉学部のイベントなどにも参加する。


 熊谷市にキャンパスを置く立正大学では、このたび熊谷市、熊谷市青年会議所、埼玉県と連携し、「子ども大学()くまがや」を開校した。これは、熊谷市内の小学校4~6年生を対象に、知的好奇心を満足させる学びの機会を提供するもの。清水千尋立正大学副学長が初代学長を務め、計42名の“子ども大学生”が入学した。
 
 初回の10月2日(土)は、心理学部の日向野智子先生による『生き方学』の授業が行われた。次回の10月31日(日)は体験学習として、熊谷キャンパスの学園祭「星霜祭」の社会福祉学部のイベントに参加する予定だ。
 
 立正大学の社会福祉学部人間福祉学科は、「福祉と教育」をキーコンセプトとしている。これまでは乳幼児期に重点を置き、子どもと家庭を支援できる質の高い保育士および幼稚園教諭の養成に取り組んできたが、2011年度からは教育的人材養成を児童期にまで拡充。小学校教諭(申請中)、幼稚園教諭、保育士の3つの資格が4年間で取得可能となる。今後は「福祉」「教育」「心理」の視点をもつ小学校教諭の養成を目指し、社会情勢に対応した子どもの健全育成に取り組んでいく。
 
※「子ども大学」とは:
 2002年、ドイツのテュービンゲン大学で世界初の「子ども大学(Kinder-Uni)」が開校。子どもたちの“なぜ”に大学の先生がやさしく答えてくれる「子ども大学」は大成功を収め、その後、ドイツの諸都市を中心にヨーロッパ各国に広まった。
 日本では2009年3月、NPO法人子ども大学かわごえが初めて「子ども大学かわごえ」を開催した。ドイツの子ども大学の講義は子どもたちの“なぜ”に答える『はてな学』だけだったが、「子ども大学かわごえ」では、『はてな学』、『生き方学』、『ふるさと学』の3つに拡張。2010年の秋に、埼玉県の「学びの協働ネットワーク推進事業」として、「子ども大学かわごえ」をモデルとした「子ども大学」を県内6市で開催する。
 
◆「子ども大学くまがや」概要
【初代学長】
 清水千尋(立正大学副学長)
【日程】
 ●第1回 10月 2日(土) A201教室 13:00~
  入学式
  『生き方学』心理学部 日向野智子先生 「仲良くなれる人、仲良くなれない人」
 ●第2回 10月31日(日) 午前A101教室、午後9号館 10:30~
  学園祭(社会福祉学部のイベントに参加)
   午前:「くまがやまちの灯り」のダンボール・ハウス作成
   午後:シンガーソング・ライター 森圭一郎さんのライブに参加
 ●第3回 11月13日(土) A201教室 14:00~
  『はてな学』高村弘毅前学長 「川の話」
 ●第4回 12月 4日(土)13:00~
  Aコース サッカー場
   『はてな学』戸田光洋サッカー部コーチ 「サッカーが上手になるには」
  Bコース A201教室 
   『ふるさと学』社会福祉学部 堺正一先生 「埼玉の偉人」
  Aコース、Bコース合同(A201教室)
   修了式
 
◆関連HP
 立正大学子ども大学について
  http://www.ris.ac.jp/event/contents_info.php?contents_id=1254
 子ども大学くまがやについて
  http://www.pref.saitama.lg.jp/site/kodomodaigaku/kodomodaigaku-kumagaya.html
 
▼本件に関する問い合わせ先
 立正大学 学長室政策広報課
 東京都品川区大崎4-2-16
 TEL: 03-3492-5250
 FAX: 03-5487-3340
 E-mail: ppi@ris.ac.jp
 http://www.ris.ac.jp/