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このたび、横浜市こども青少年局が推進している「平成22年度困難を抱える青少年に対する進路選択支援事業~小・中学生を中心とした生活・学習支援モデル~」の受託事業として、神奈川大学の「神大・ユースサポート・プロジェクト(JYSP)」が開始された。神奈川大学は、教職を目指す学生たちの「学校ボランティア活動」などを通じて、さまざまな理由で困難を抱える子どもたちの伴奏的な支援に取り組む。なお、これに先立ち、11月4日には同大にてキックオフミーティングが実施された。
「困難を抱える青少年に対する進路選択支援事業」とは、地域求職者や失業者などの雇入れ支援を目的に行われる「神奈川県ふるさと雇用再生特別基金市町村補助事業」を活用して、横浜市が実施する支援事業の一つ。「若者雇用促進事業-よこはまユース・ニューディール」の一環として、青少年育成に理解のある失業者を雇用し、さまざまな理由で困難を抱える子どもたち(主に小学校高学年~中学生)に生活・学習等の伴走的な支援を行う。
横浜市では神奈川区、南区、泉区、瀬谷区の4区をモデル区として指定し、各区1団体1事業として今年6月より事業者を公募。このたび神奈川区の事業者として、学校法人神奈川大学が選定された。
(参考)横浜市 こども青少年局 青少年育成課
http://www.city.yokohama.jp/me/kodomo/ikusei/shinrosentaku/konnan-shinrosentaku.html
神奈川大学の「神大・ユースサポート・プロジェクト(JYSP=ジスプ)」では、教職を目指す学生たちの「学校ボランティア活動」を中心に、さまざまな理由で困難を抱える子どもたちの伴奏的な支援を、大きく下記の3つのプロジェクトとして取り組む。
1.「神中ブロック」をモデルとした包括的支援プロジェクト
神中ブロック(神奈川中・白幡小・大口台小)で、困難を抱える子どもたちを支援する「学校ボランティア活動」を展開し、「学校支援地域本部」の取り組みと連携して、包括的なネットワークを形成する。
2.「外国につながる子どもたちの支援」プロジェクト
神奈川区内の小中学校で増え始めた「外国につながる子どもたち」に対して、留学生を含む学生ボランティアが生活・学習支援を行う。
3.「青少年の居場所」プロジェクト
「青少年地域活動拠点」(神大寺地区センター・中丸小学校体育館)の取り組みに学生ボランティアが関わる。
なお、上記のプロジェクトに関わる者が相互に情報を交換・共有し、検証するために、【インターネットを通じたプラットフォームの形成】に取り組む。
「ポートフォリオシステム」を活用して、ボランティア活動の報告やそれに対する各方面からのサポートなどの情報を蓄積。また、地域、学校、行政、大学という、子どもたちを支援する多様な主体が相互に情報交換をし、評価・検証するための仕組みを構築する。
▼本件に関する問い合わせ先
神奈川大学 学修進路支援部教務課
〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋3-27-1
TEL: 045-481-5661(代)
http://www.kanagawa-u.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 神奈川大学 |
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URL https://www.kanagawa-u.ac.jp/ |
住所 横浜市神奈川区六角橋3-27-1 |
学長(学校長) 戸田龍介 |