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日本工業大学で11月13日に、第14回スターリングテクノラリーが開催

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11月13日(土)、第14回スターリングテクノラリーが日本工業大学(埼玉県宮代町)で開催される。スターリングテクノラリーは、低公害でクリーンなエンジンとして実用化が期待されているスターリングエンジン技術の発展・向上と、若者の工学に関する興味・関心を高めることを目的としている。今回は高校生を中心に大学生、社会人まで、全国から約185台が参加する予定。スターリングエンジンは内燃型に比べて熱効率が高く、静かで環境にやさしいエンジンとして実用化が期待されている。

 11月13日(土)、第14回スターリングテクノラリーが日本工業大学(埼玉県宮代町)で開催される。
 本テクノラリーは低公害でクリーンなエンジンとして実用化が期待されているスターリングエンジン技術の発展・向上と、若者の工学に関する興味・関心を高めることを目的として毎年開催している。競技に出場する車両は、すべて自作のスターリングエンジンを使用することを条件として性能を競う。
 今回は、高校生を中心に大学生、社会人まで、全国から約185台がエントリー。主催はスターリングテクノラリー技術会、(社) 全国工業高等学校長協会、(社)日本工学教育協会。同大は協賛をしている。

※スターリングエンジンとは・・・
 スターリングエンジンは、温度差によって生じる気体の膨張・収縮をピストン運動に変えて動力を生み出すエンジン。スコットランドの技術者で牧師のロバート・スターリングが1814年に発明した。エンジン内部で燃料を爆発させる内燃機関に対し、外部の熱源を使う外燃機関に分類される。内燃型に比べて熱効率が高く、静かで環境にやさしいエンジンとして家庭用発電・給湯システム、バイオマス発電システムなどへの応用が期待されている。

【開催日】
 2010年11月13日(土) 10:00~15:00
【開催場所】
 日本工業大学

●熱源を選ばない未来のエンジン「スターリングエンジン」の性能とアイデアを競う。
●スターリングエンジンは低公害でクリーンなエンジンとして実用化が期待されている。
●高校生を中心に大学生、社会人など、北海道から沖縄まで全国から約185台がエントリー。
●ラリー競技はミニから人間乗車まで4クラス。クーラクラスでは温度降下を競う。

人間乗車クラス:一定の走行時間(1時間を予定)以内での周回路を何周できるかを競う。  
RCクラス:ラジコン操作により、一般舗装路面の2つのポールを周回。約 50 mの走行タイムを競う。
宙返り耐久クラス:宙返り垂直ループを含む走路を周回、宙返りの回数を競う。
ミニ速度クラス:市販走路(フラット、8.8m周回路)を走行する最初の1周の速度を競う。
クーラクラス: 大気圧空気を作動ガスとする自作スターリングクーラ競技。対象物の温度降下などを競う。

■スターリングテクノラリー公式サイト http://members.jcom.home.ne.jp/stirling/

1734 宙返り耐久クラス(昨年)

1735 人間乗車クラス(昨年)