ものつくり大学

江戸時代の長屋門(熊谷市指定文化財)修復工事にものつくり大学の学生がインターンシップとして参加――12月4日の完工式では感謝状も

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江戸時代に建てられた根岸家の長屋門(熊谷市指定文化財)の修復工事がほぼ完了し、完工式が12月4日(土)に開催される。この修復工事は、ものつくり大学(埼玉県行田市)の横山晋一准教授が設計監理を行い、実際の工事には同大学生もインターンシップとして参加した。式典には熊谷市長をはじめ地元関係者に加え、同大学長や専務理事らが参列し、熊谷市長から大学および横山研究室、学生らに感謝状が贈呈される予定だ。

 江戸時代に建てられた根岸家の長屋門(熊谷市指定文化財)は高さ約7メートル、横幅約20メートルで、県内有数の大規模な長屋門と知られている。門の中には部屋があり、剣術道場としても利用されていた。また、当主根岸家の幅広い親交を反映し、久坂玄瑞(吉田松陰門弟)、清河八郎(新撰組前身の浪士組組織)、モース(大森貝塚発見)など、幕末から明治にかけて多くの著名人が根岸家を訪れ、この門をくぐった歴史を持つ。

 この長屋門の修復工事がほぼ完了し、12月4日(土)に完工式が行われる。この修復工事では、ものつくり大学の横山准教授が設計監理を行い、実際の工事には同大学生もインターンシップとして参加した。歴史的にも価値の高い文化財の修復工事に携わった学生は、貴重な経験に感謝し、今後の学習に活かしたいと語っている。

 式典には熊谷市長をはじめ地元関係者のほか、同大からも学長、専務理事らが参列する予定で、熊谷市長から大学および横山研究室、学生に感謝状が贈呈される予定だ。

▼本件に関する問い合わせ先
 ものつくり大学 学務部
 埼玉県行田市前谷333番地
 TEL: 048-564-3200
 FAX: 048-564-3201
 E-Mail: kubota◎iot.ac.jp
 (「◎」は「@」を示します)
 http://www.iot.ac.jp/