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明治大学の土屋恵一郎教務理事が、中国・北京大学の外国語学院日本文化研究所特別顧問に就任

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明治大学の土屋恵一郎教務担当常勤理事(法学部教授)はこのほど、中国最高学府・北京大学の外国語学院日本文化研究所特別顧問に就任した。これは日中友好、特に学術・文化領域での交流促進の功績が認められたもの。土屋理事は「日中双方が互いの枠を主張し合うのではなく、お互い混合することで新しい交流の形が探れるだろう」と、両校や両国のさらなる交流の促進に意欲を見せている。

~現地で記念講演も開催 日中間の交流促進に意欲~

 土屋理事は今回の就任にあたり、自身の専門である能楽関連の文献・資料を日本文化研究所に寄贈。さらに「芸能から見る日本」と題する記念講演を現地で行った。講演では、能を代表する作品『井筒』について、実際の舞台映像を提示しながら解説。さらに、能の精神と現代の少女たちのファッションを重ね合わせるなどしながら、日本文化を幅広く紹介した。

 1986年に設置された北京大学外国語学院は、中国における日本学研究や、日中間の学術・文化交流を推進する代表的な研究機構である。明治大学と北京大学は、2009年5月に学術交流協定を締結しており、今年は明治大学国際日本学部が出張講座を北京大学で行うなど、両校間の交流は活発化している。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当: 西川
 TEL: 03-3296-4082

1858 就任式典の後、記念講演を行う土屋教務理事