横浜市立大学

横浜市立大学の「翻訳後修飾プロテオミクス医療研究拠点の形成」(科学技術振興調整費 先端融合領域イノベーション創出拠点の形成プログラム(文科省))が『継続課題』 に決定

大学ニュース  /  先端研究  /  産官学連携

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

平成20年度より進めてきた、横浜市立大学の「翻訳後修飾プロテオミクス医療研究拠点の形成」(科学技術振興調整費「先端融合イノベーション創出拠点形成」プログラム)(総括責任者:本多常高 理事長、拠点長:平野久 先端医科学研究センター副センター長)が、文部科学省による平成22年度再審査の結果、平成23年度から本格的実施に移行する課題(継続課題)に決定された。

 本プログラムは、文部科学省がイノベーションの創出のために特に重要と考えられる先端的な融合領域において、企業(協働機関)とのマッチングにより、新産業の創出等の大きな社会・経済的インパクトのある成果(イノベーション)を創出する研究開発を行う拠点の形成を支援するもの。
 実施期間は原則10年だが、当初3年間は拠点の本格化に向けた絞り込みのための期間として位置づけられており、3年目(2年半後及び3年半後)に再審査を行い、絞り込みを行うこととなっている。横浜市立大学の課題は、平成20年度に採択され、今年度3年目の再審査が実施された。

 継続課題への決定に伴い、株式会社島津製作所、株式会社日立ハイテクノロジーズ、株式会社メディカル・プロテオスコープ、ライオン株式会社、富士フイルム株式会社の5社に加え、平成23年度から新たな協働機関として、エーザイ株式会社、株式会社ファンケルの参画を得て、産学連携の一層の充実を図り、最新の蛋白質解析技術を基盤として、翻訳後修飾と病気の関係を明らかにし、診断マーカーの発見や創薬の取り組みを進めていく。
 また、研究開発と同時に、基礎研究から医薬・医療、機器開発まで俯瞰できる研究者、企業ニーズに即応した人材育成に努め、拠点形成をこれまで以上に推進する。

※参考リンク
 科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」プログラム 平成22年度再審査結果の公表について
 ( http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/01/1300977.htm )

▼本件に関する問い合わせ先
 横浜市立大学 先端医科学研究課
 TEL: 045-787-2510