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法政大学サステイナビリティ研究教育機構が第1回国際シンポジウム「持続可能な未来の探求 グローバリゼーションによる社会経済システム・文化変容とシステム・サステイナビリティ」を開催

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法政大学サステイナビリティ研究教育機構では、3月16日(水)に第1回国際シンポジウム「持続可能な未来の探求 グローバリゼーションによる社会経済システム・文化変容とシステム・サステイナビリティ」を開催する。

 グローバリゼーションのダイナミズムは、金融危機・経済危機や環境問題の深刻化、国際紛争の激化などを伴いながら、世界的に政治、社会経済システムの大規模な変容と転換を促している。その影響は、文化・思想面にも幅広く及んでいる。

 本シンポジウムは、グローバルに解決を迫られている「社会・経済システムのサステイナビリティ」の確保という人類的課題の総合的解明を目指す、法政大学サステイナビリティ研究教育機構の大型研究プロジェクト構想の一環として、グローバリゼーションのダイナミズムによる社会経済・文化変容とシステム転換の基本ダイナミズムの解明と、社会経済の持続可能な再生の展望を、近代国民国家の枠組みを超えて、とりわけ地域とコミュニティの再生という視座から探求する。

【開催日時】
 2011年3月16日(水) 9:20~16:20(開場8:30)
【開催場所】
 法政大学外濠校舎6F 薩埵ホール(800人収容)
 (千代田区富士見2-17-1)
【使用言語】 
 日本語、英語(日英同時通訳付き)
【プログラム】
 ●9:20~ 9:30 開会の辞 
 ●9:30~10:00 基調報告1
  グローバリゼーションとシステム・サステイナビリティ-研究課題と問題提起
  河村 哲二 (法政大学経済学部教授・大学院経済学研究科長)
 ●10:00~10:45 基調報告2
  領土、権力、権利―サブナショナルとグローバル・アセンブラージュの出現
  サスキア・サッセン(コロンビア大学社会学部教授、アメリカ合衆国)
 ●10:45~11:30 基調報告3
  最近の金融・経済危機とグローバル経済のサステイナビリティ―非主流派的解釈
  スナンダ・セン(インド社会科学院会員、ジャミア・ミリア・イスラミア大学、ISID客員教授、インド)
 ●11:30~12:00 講演1
  「足るを知る経済」の思想とグローバリゼーション下の持続可能な開発 - タイのケース
  スワタナ・タダニティ(カセサート大学建築学部准教授、タイ)
 ●12:00~13:00 (昼  食)
 ●13:00~13:30 講演2
  沿海地域における持続可能な開発 ― 紛争にいかに対処するか?
  アルマンド・モンタナーリ(ローマ大学人文学部教授、イタリア)
 ●13:30~14:00 講演3
  ラディカル・リアリズム―エコ・アーバニティのコンテクスチュアリゼーション
  ダルコ・ラドヴィック(慶応義塾大学理工学部教授)
 ●14:00~14:20 (休  憩)
 ●14:20~16:00 パネルディスカッション
  グローバリゼーション・ダイナミズムと持続可能な未来の再生 司会 河村 哲二
  パネリスト
  サスキア・サッセン(コロンビア大学社会学部教授)
  スナンダ・セン(インド社会科学院会員、ジャミア・ミリア・イスラミア大学・ISID客員教授)
  スワタナ・タダニティ(カセサート大学建築学部准教授)
  アルマンド・モンタナーリ(ローマ大学人文学部教授)
  ダルコ・ラドヴィック(慶応義塾大学理工学部教授)
  舩橋 晴俊(法政大学社会学部教授)
  陣内 秀信(法政大学デザイン工学部教授)
 ●16:00~16:20 閉会の辞
【申し込み先】
 法政大学サステイナビリティ研究教育機構のホームページからお申し込みください。
 http://research.cms.k.hosei.ac.jp/sustainability/node/221

▼本件に関する問い合わせ先
 法政大学サステイナビリティ研究教育機構 
 TEL: 03-3264-9212