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立正大学は2011年度に、東京工業品取引所と東京穀物商品取引所、関西商品取引所による寄附講義『特別講座(現代商品市場論)』を開講する。この寄附講義は、商品市場の仕組みや理論を理解させることを目的に、立正大学および明治学院大学、東京経済大学、名古屋大学、神戸大学、関西学院大学に対して行われるもの。立正大学では経済学部・経営学部の2年生以上を対象に、5月~8月に、経済学部林康史教授が担当する。
東京工業品取引所と東京穀物商品取引所、関西商品取引所は2011年度に、立正大学はじめ6つの大学において、寄附講義を開講する。
この寄附講義は、わが国の3商品取引所がはじめて協同で実施するもので、各大学に、それぞれ半年間(2単位、15回)の講義を、講師派遣から試験・成績評価までを寄附するというもの。講師は大学の研究者と3取引所の役職員が行い、理論と市場の取引現場の実際を講義する。
この3取引所の寄附講義プロジェクト全般の企画・立案・コーディネートに携わったのが、立正大学経済学部の林康史教授である。立正大学では、林教授を担当に、東京穀物商品取引所代表取締役社長 渡辺好明氏はじめ取引所の役職員をゲストスピーカーに迎えて水曜日2時限に開講する。
授業内容については、以下の通り。
* * * *
規制緩和や経済のグローバル化が進展する中で、近年の「商品」(一次産品、コモディティ)の価格の動きは、ビジネスパーソンのみならず個人にとっても無縁ではいられないものとなっている。
立正大学が前期の水曜2限に開講する「特別講座(現代商品市場論)」では、資産運用やリスク管理の手段としてのデリバティブ取引の基本的な仕組みや市場の実態(リスクとリターンの関係、投資手法、市場制度等)を理解し、論理立てて考察できるようになることを狙いとしている。
◆概要
【開講日】
前期(5月~8月) 水曜日 2時限
【講師】
経済学部 林康史教授 およびゲストスピーカー
【履修年次】
経済学部および経営学部の2年生以上
【講義の内容】
●第 1回 ガイダンス/市場とは、インフレと商品
●第 2回 投資の心理学
●第 3回 投資スタイル
●第 4回 デリバティブ取引(1):先渡、先物
●第 5回 商品市場各論(1):農産物市場
●第 6回 商品市場各論(2):エネルギー市場、金属市場
●第 7回 日本の商品先物市場、及び、取り巻く環境
●第 8回 デリバティブ取引(2):オプション、スワップ
●第 9回 デリバティブ取引(3):デリバティブの価格付け
●第10回 リスクとリターン、リスクの種類と対処方法
●第11回 リスクの計量化のための基礎概念(1)
●第12回 リスクの計量化のための基礎概念(2)
●第13回 集団投資スキーム、ポートフォリオ・セレクション
●第14回 マーケット予測、情報の読み方
●第15回 総括と試験
■立正大学(りっしょうだいがく)
・学長:山崎和海
・2012年に開校140年を迎える。平成23年4月1日より心理学部に対人・社会心理学科が設置され8学部14学科から8学部15学科へ。7研究科、9研究機関の総合大学。
・大崎キャンパス:東京都品川区大崎4‐2‐16
仏教学部/文学部/経済学部/経営学部/心理学部
文学研究科/経済研究科/経営研究科/心理学研究科
・熊谷キャンパス:埼玉県熊谷万吉1700
法学部/社会福祉学部/地球環境科学部
法学研究科/社会福祉学研究科/地球環境科学研究科
▼本件に関する問い合わせ先
立正大学 学長室政策広報課
東京都品川区大崎4-2-16
TEL: 03-3492-5250
FAX: 03-5487-3340
E-mail: ppi@ris.ac.jp
URL: http://www.ris.ac.jp/
大学・学校情報 |
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大学・学校名 立正大学 |
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URL https://www.ris.ac.jp |
住所 東京都品川区大崎4-2-16 |
学長(学校長) 北村 行伸 |