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学生の「見える化」を目指す明大商学部の実践教育を紹介~『社会に飛びだす学生たち―地域・産学連携の文系モデル―』4/15刊行

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“商科の明治”として知られる明治大学商学部は4月15日、『社会に飛びだす学生たち―地域・産学連携の文系モデル―』(同文舘出版)を刊行する。本書は昨年3月に刊行した『新版 これが商学部!!』の第2弾で、学生の“見える化”を教育理念に掲げる同学部の多種多彩な地域連携や産学連携の教育・研究事例を紹介。これまでにあまり例のない、文系分野における地域・産学連携の授業や学生の取り組みを取り上げた書となっている。

 学生の“見える化”とは、社会現象や課題を自分で観察し考えられる「社会が見える人材」と、自分の考えや企画を積極的に情報発信できる「社会から見える人材」の両面の育成を指している。

 本書の内容は、▽第1章 地域活性化プログラム▽第2章 東京の地域連携プログラム▽第3章 広域地域連携プログラム▽第4章 国際連携・国際貢献プログラム▽第5章 産学連携プログラム―の5部構成。神奈川県三浦市のアンテナショップでもある実践店舗「なごみま鮮果」や、学生がホンダ(本田技研工業)の社員とともに自動車の販売戦略などを考える講義「ものづくり戦略」など、“机上の空論”ではない商学部の実践教育が網羅されている。

 商学部長の横井勝彦教授はあとがきで「理系の分野では産学連携に関する文献は多数出版されているが、文系の分野での地域連携や産学連携の具体的事例は、あまり紹介されてこなかった。本書の最大の特徴は、明治大学商学部の経験に基づいて、地域・産学連携の文系モデルを提示している点にある」と語っている。

 書籍はA5判・計236ページで、定価1700円(税別)。全国の書店で4月15日より発売される。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当: 西川
 TEL: 03-3296-4082

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