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大阪産業大学が“地球にやさしいエネルギーを考える”コラボ型学習フィールド「自然エネルギーコース」を開設 ~AO入試により選考、「未来の地球を守る」人材を育成

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大阪産業大学では2012年度より、快適で安全な街づくりを考える「都市創造工学科」と、電気・電子機器分野のエンジニアを育てる「電子情報通信工学科」の2学科の強みを生かしたコラボ型学習フィールド「自然エネルギーコース」を開設。次世代の新しいエネルギーづくりに挑む人材を育成することとなった。

■地球レベルの難題に真正面から立ち向かう大スケールの新コース

 環境汚染にエネルギー不足と、現代には地球規模の問題が山積している。さらに中国やインドなど、人口が多い国々の急成長もあり、2030年までには4,400ギガワットもの電力が不足すると試算されている。近い将来に実現すべきは、大量のエネルギーを短期間で、しかもクリーンに作ること。
 こうした難題に立ち向かうのが、工学部の都市創造工学科と電子情報通信工学科による新しいコラボ型コース『自然エネルギーコース』である。土木と電気の先進的な研究、教育のノウハウを持つ両学科が目指すのは、"自然の力を利用したエネルギー生成と利用"。新コースでは、自然のエネルギーとして、太陽光、風力、水力、海洋波力に着目。スケールの大きな学びを目指している。

■自然エネルギーを取り扱うには幅広い専門知識・技術が必要

 太陽光や熱、風、海の流れや波はいつ、どこで、どれくらいあるのか?こうした自然現象の理解と予測を担うのが、土木技術の豊富なノウハウを持つ都市創造工学科である。一方、自然の力を利用したエネルギー生成やその供給システムなどは、電気・電子情報通信技術を得意とする電子情報通信工学科の役割。2つの学科がコラボするメリットは、まさにここにあるといえる。
 こうした自然エネルギーを使った事業には、国から補助金が出ることも検討されており、新たなビジネスのシーズ(種)としても魅力は大きい。新コースはこのような社会のニーズに応えるべく、幅広い基礎知識・技術をもった人材を育成する。

(参考)大阪産業大学「自然エネルギーコース」仮サイト
 http://www.nyushi.osaka-sandai.ac.jp/energy/

 なお、本コースの入学生はAO入試のみにより選考。6月19日(日)、7月23日(土)、8月27日(土)・28日(日)、10月2日(日)に開催されるオープンキャンパスにて説明会が開催される予定。

▼本件に関する問い合わせ先
 大阪産業大学 入試センター 入試課
 〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1
 TEL: 072-875-3001
 FAX: 072-871-9765