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東洋大学では4月末、震災後にクローズアップされた諸問題のうち、「電力」「防災」「放射線」という3つのテーマについて3夜にわたる緊急シンポジウムを開催。3日間で約1,450名もの参加があり、多くの方々の高い関心があることが分かった。今回は、その他の問題についても聴いてみたいという声により、ひき続き企画されたもの。各テーマの専門家が問題を提起し、参加者とともにディスカッションを行う。
■日 時:2011年5月31日(火)・6月1日(水)
2日間ともに19:00~21:00(開場 18:30)
■会 場:東洋大学白山キャンパス 井上円了ホール
東京都文京区白山5-28-20
(都営地下鉄「白山」駅/東京メトロ「本駒込」駅 徒歩5分)
〔地図〕http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html
■対 象:一般の方、学生などご関心のある方
■申 込:申込不要。無料。直接会場にお越しください。
■主 催:東洋大学
■スケジュール
【5月31日(火)19:00~21:00】
テーマ 「大震災と津波で忘れられている市民とまち、そして復興のまちづくり」
1.話題提供のプレゼンテーション(1人各30分、合計90分)
1)「被災地の子どもとその支援について-被災地(気仙沼市等)での人形劇の上演活動より-」
ライフデザイン学部 生活支援学科子ども支援学専攻 専任講師 高橋 健介(幼児教育学)
2)「生活の再建とこころのケア」
ライフデザイン学部 生活支援学科生活支援学専攻 教授 白石 弘巳(精神医学)
3)「高齢者、障がい者のくらしの再生と復興のまちづくり」
ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科 非常勤講師 秋山 哲男(国土計画/北星学園大学客員教授)
2.会場との質疑応答(30分)
コーディネーター ライフデザイン学部長 高橋 儀平(建築計画)
【6月1日(水)19:00~21:00】
「災害で生き延びるためのシミュレーション科学技術:現状と未来」
1.話題提供のプレゼンテーション(1人各12~13分、合計90分)
1)「安全・安心・防災とシミュレーション」
計算力学研究センター長・大学院工学研究科 教授 矢川 元基(安全科学とシミュレーション)
2)「都市地震・津波のリアルタイムシミュレーションとその可能性」
東京大学地震研究所 教授 堀 宗朗(耐震工学)
3)「大気・海洋の拡散予想シミュレーションにおける取り組み最前線」
独立行政法人 海洋研究開発機構 地球シミュレータセンターチームリーダー 高橋 桂子(地球科学)
4)「リアルタイムシミュレーション技術と用いた応力カメラの開発」
総合情報学部 准教授 中林 靖(ネットワークコンピューティング)
5)「原子力発電プラントの地震耐力予測シミュレーション」
総合情報学部 教授 塩谷 隆二(計算力学)
6)「東日本大震災から考える津波リアルタイムシミュレーションと防災」
東京大学大学院 情報学環総合防災情報研究センター・地震研究所 教授 古村 孝志(地震学)
7)「シミュレーション可視化による情報伝達」
総合情報学部 教授 田村 善昭(流体力学)
2.会場との質疑応答・討論(30分)
コーディネーター 計算力学研究センター長・大学院工学研究科 教授 矢川 元基
※「東洋大学 連続緊急シンポジウム」は、このたびの東日本大震災により、震災に遭われた方々はもとより、多くの方々が不安を感じ、将来を憂えているなか、これらの問題に対し、正しい認知と理解のための一助になることを願い、大学の「知」から発信できる社会貢献として、開催するものです。
▼シンポジウムの内容/会場に関するお問い合わせ先
東洋大学学長室/担当: 田中 明紀
TEL: 03-3945-7676
E-mail: mlgaku@toyo.jp
▼取材に関するお問い合わせ先
東洋大学広報課/担当: 川俣 英里
TEL: 03-3945-7571
E-mail: mlkoho@toyo.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 東洋大学 |
URL https://www.toyo.ac.jp/ |
住所 東京都文京区白山5-28-20 |
1887(明治20)年、哲学者・井上円了によって創立された東洋大学は、「諸学の基礎は哲学にあり」を建学の精神として掲げる私立大学。東洋大学の考える「哲学」とは、つねに疑問と好奇心を持ち、自ら考える力を養うこと。全国から約3万人の学生が在籍し、文系・理系合わせて14学部15研究科の幅広い学問領域から学べる総合大学です。 |
学長(学校長) 矢口 悦子 |