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聖徳大学言語文化研究所が6月5日に研究発表会「『異界』へのいざない―ドイツ、日本、中国の文学・音楽から―」を開催

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聖徳大学言語文化研究所(学長:川並弘昭、所長:林 史典)では6月5日(日)に、研究発表会「『異界』へのいざない―ドイツ、日本、中国の文学・音楽から―」を開催。当日は学内外から講師を招き、死後世界やユートピアなどの「異界」と「常界」とのコミュニケーションの形などを、ドイツや日本、中国の文学・芸術作品において学際的視野より比較検証するとともに、現代日本人の心の中の「異界」のあり方を考察する。参加費無料、申し込み不要。

 「異界」とは、「死後世界」(あの世、他界など)のみならず、「時間的空間的に異なった領域」(ユートピア、非日常空間、空想世界など)をも指し示す、古来より現代に至る人間の精神生活の「影」「裏」「奥」に存在しうる空間領域と定義される。
 同講演会では、この「異界」の表れ方や、「異界」と「常界」とのコミュニケーションの形を、ドイツや日本、中国の文学・芸術作品において学際的視野より比較検証するとともに、現代日本人の心の中の「異界」のあり方を考察する。詳細は以下の通り。

◆聖徳大学言語文化研究所 136回 研究発表会
 「異界」へのいざない―ドイツ、日本、中国の文学・音楽から―
【開催日時】
 平成23年6月5日(日) 13:00~15:30(12:30開場)
【会場】
 聖徳大学 10号館 12階
 (松戸市松戸1169/「松戸駅」東口徒歩1分)
【申し込み】
 不要・先着100名(入退場自由)
【対象】
 一般市民・教育関係者・研究者
【費用】
 無料
【発表者】
 ●山本まり子(聖徳大学 音楽学部 教授)
  「異界への越境の音楽表現―グスタフ・マーラーを中心に―」
 ●溝井裕一(関西大学 文学部 准教授)
  「ドイツの民間伝承における異界と異人―ハーメルンの笛吹き男からメフィストフェレスまで―」
 ●河地修(東洋大学 文学部 教授)
  「日本古典文学における異界への越境とその仕掛け―『源氏物語』夕顔巻の場合―」
 ●山田利明(東洋大学 文学部 教授)
  「中国の古典文献にみる異界と異人―道教『神仙説』を中心に―」
【コメンテーター】
 ●大野寿子(東洋大学 文学部 准教授)
 ●竹原威滋(奈良教育大学 教育学部 特任教授)
 ●高橋吉文(北海道大学大学院 メディア・コミュニケーション研究院 教授)
【後援】
 松戸市教育委員会
 聖徳大学SOA音楽研究センター

▼本件に関する問い合わせ先
 聖徳大学言語文化研究所(知財戦略課)
 TEL: 047-365-1111(代)
 URL: http://www.seitoku.ac.jp/kenkyujyo/gengo/