筑波学院大学

筑波学院大学が「震災ボランティア報告会」を開催

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筑波学院大学では、3月11日の東日本大震災発生以降、筑波学院大学の特徴を活かした震災支援活動を行ってきた。ひとつは、長年OCP(オン、オフ・キャンパス・プログラム)で協力いただいている市民活動団体とのネットワークを活かした、草の根レベルでの活動支援で、特に、OCPでお世話になっているNPO法人茨城NPOセンター・コモンズと連携して行っている。ふたつめは、震災の盲点となっている福島県いわき市や北茨城への支援だ。震災後2カ月経過したことを受け、5月16日に、これまで活動に関わってきた学生による活動報告会を行った。

 これまでの支援活動経緯
<震災発生1週間後~4月上旬>
 NPO法人茨城NPOセンター・コモンズが開始した、いわき市、北茨城に向けた物資の搬出入活動を数回に分けて行った。物資持込拠点となった、つくば市民大学や生活協同組合パルシステム茨城の物流倉庫で活動を行い、物資を提供してくれた学生もいた。

<4月中旬~現在>
 NPO法人茨城NPOセンター・コモンズが運営する、いわき市での瓦礫撤去・清掃作業等にほぼ毎週学生が参加。

 
 筑波学院大学では、震災後2ヶ月経過したことを受け、5月16日にこれまで活動に関わってきた学生による活動報告会を行った。
 情報コミュニケーション学部情報メディア学科3年の小川広和さんが、支援物資の整理について、同4年の渡邉隆之さんがいわき市小浜地区での津波のがれき撤去について報告。さらに同3年の久米一成さんが、「まだまだ被災地は物資、人の手が足りていない」と被災地支援団体の立ち上げについて報告した。
 
 今後は隣接する筑波大学の学生支援組織とも連携した活動に取り組む予定で、これからの震災支援活動に関わる学生の裾野を広げることが期待される。

2221 活動について報告する久米一成さん