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被災地釜石市で行う[復興まちづくり集中ワークショップ]――工学院大学の遠藤准教授が総括コーディネーターとして建築家・他大学教授らと共に開催

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工学院大学建築学部の遠藤准教授を総括コーディネーターとして6月11日(土)~13日(月)、岩手県釜石市で[復興まちづくり集中ワークショップ]を開催。建築家、他大学教授もコーディネーターとして参加する。このワークショップは、釜石市民が気軽に参加できるかたちにより、市民のナマの声を活かした市民総参加の早期復興をめざすものである。

 釜石市災害復興プロジェクト会議が主催する[復興まちづくり集中ワークショップ]の開催は5月4日に第1回目を行い、市民は「ここで再起する」という強い決意を確認している。今回はその第2回目の開催である。

 ワークショップの目的は、子供も含めた釜石市民が自主的に参加し、小グループに分かれて気軽に自由に意見を出し合い考えていくことによって、市民が復興まちづくり計画に主体的に参画することとする。それによって、市民のナマの声を被災地域の復興計画策定に活かし、市民総参加での早期復興を目指すものである。

 総括コーディネーターを、工学院大学建築学部まちづくり学科の遠藤新准教授が担当。コーディネーターを努めるのは、建築家の伊東豊雄氏、小野田康明氏(東北大学院教授)、越村俊一氏(東北大学院准教授)の3氏。
 遠藤准教授の研究室では、5月15日に4名の学生が被災地釜石市でボランティア活動に赴くなど、復興に向けての積極的な活動を行っている。

 ワークショップでは、下記4点をテーマに掲げて語り合いを行う。今回は、「東部地区(釜石港周辺)」と「鵜住居地区」の復興について考える。
・復興まちづくりのイメージ:取り戻したい被災前の「まちの姿」を思い起こす。
・被災の教訓をまちづくりに:今回の教訓をまとめてまちづくりに活かす。
・まちの将来の可能性:住まいや暮らし、産業・経済の「将来の可能性」を語りあう。
・子供達の夢を実現できるまち:子供達の「夢」とこれを実現させるための方策を考える。

【日時・会場】
 2011年6月11日(土)8:30-19:00   会場:釜石地区合同庁舎4階大会議室
 2011年6月12日(日)9:00-20:00頃 会場:釜石地区合同庁舎4階大会議室
 2011年6月13日(月)10:00-13:00  会場:岩手沿岸南部クリーンセンター
【主催】
 釜石市災害復興プロジェクト会議
【協力】
 工学院大学建築学部、アーキエイド、伊東建築塾、東北大学災害科学研究拠点

▼本件に関する問い合わせ先
 工学院大学 総合企画室
 TEL: 03-3340-1498
 FAX:  03-3340-1648