大正大学

環境コミュニティコースが「家庭の省エネ診断」サポーター講習会を開始――大正大学

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大正大学では、平成23年度より豊島区との産学連携「家庭の省エネ診断」で「診断サポーター」になるための講習会を開始した。コンサルタントの講義を受け、省エネ診断に利用するソフトを使用し、2週間にわたり座学と実習で学ぶ。環境コミュニティコースの学生は8月以降、区の職員、コンサルタントと一緒に一般家庭での省エネ診断をする。

 大正大学では豊島区との産学連携として「家庭の省エネ診断」を実施する。その「診断サポーター」になるための講習会が6月から始まった。環境コミュニティコース2年生が2週間にわたって座学と実習で学ぶ。

 今年はいっそう節電が呼びかけられていることもあり、受講する学生の関心と期待は高い。講習会の最後に確認試験が実施され、その後、実際に「家庭の省エネ診断」を行う。
 初回は講義と省エネ診断に利用するソフトの使用方法を実習形式で学んだ。学生は各自の家庭の消費電力等のデータを事前に調べたものを持参し、それを利用してソフトの活用方法を学習した。

 「家庭の省エネ診断」とは、豊島区が実施するこの事業全体の名称である。
 この事業の構成は、
1.養成講座を受講し、合格者が診断員となる
2.公共施設などで開催する「省エネ診断」の会場にて、持参してもらった家庭の消費電力等のデータを特定のプログラムに入力し、解析を行う
3.解析結果について、データを提供してくれた家庭に説明を行い、どのようなライフスタイルが省エネにつながるかの紹介を行う
4.各家庭がそれを参考にして、実際に各家庭で省エネ行動をとることによって、豊島区内の家庭からのCO2排出量を削減することにつながる
というもの。

 大正大学の環境コミュニティコースの学生は、診断員として養成講座を受講し、スキルを得た学生が、豊島区の設定する省エネ診断の会場にて、データ入力と解説を「環境教育」の実習として行うという1~3の事業の中心的な部分を担うことになっている。

●豊島区 産学連携による家庭の省エネ診断
http://www.city.toshima.lg.jp/dbps_data/_material_/localhost/010seisakukeiei/050koho/plan/2011yosanpress-kannkyo.pdf

▼本件に関する問い合わせ先
 大正大学企画調整部
 TEL: 03-3918-7311(代)
 http://www.tais.ac.jp/