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OBの故・植村直己氏が消息を絶った“因縁の山”――明治大学山岳部が北米最高峰マッキンリー登頂に成功

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明治大学体育会山岳部の部員5名と山岳部OB会「炉辺会」2名の計7名からなる「明治大学マッキンリー登山隊2011」が日本時間の6月7日(現地時間6月6日)、北米大陸の最高峰・マッキンリー(6194メートル)の登頂に成功した。マッキンリーでは、国民栄誉賞を受賞した世界的冒険家の故・植村直己氏(山岳部OB)が消息を絶っており、明治大学にとっては“因縁の山”でもある。

~大学創立130周年事業の一環  6月25日(土)に登頂報告会~

 今回のチャレンジは明治大学創立130周年記念事業の一環で、約半世紀前の1960年にも、山岳部とOBで構成する登山隊が日本人初のマッキンリー登頂に成功している。その10年後の1970年には、OBの植村直己氏が夏季単独初登頂に成功し、さらに1984年には冬季単独初登頂にも成功したが、登頂翌日の交信を最後に連絡が取れなくなり、帰らぬ人となった。

 山岳部とは切っても切れない存在のマッキンリーに果敢に挑み、その頂を制覇した登山隊は6月23日に帰国予定で、6月25日には明治大学駿河台キャンパス(東京都千代田区)にて登頂報告会が行われる。<※報告会前に登山隊への取材可。詳細は下記をご参照ください>

―「明治大学マッキンリー登山隊2011」の取材について―
《日時》 6月25日(土) 10:00~10:30頃まで
《場所》 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー23階「岸本辰雄記念ホール」
     (東京都千代田区神田駿河台1-1)
《隊員》 ◎炉辺会(明治大学山岳部OB会)
      ・三谷 統一郎(1978年農学部卒)
        隊長: 1989年エベレスト(8848メートル)ほか多数登頂
      ・三戸呂 拓也(2009年理工学部卒)
        登攀隊長: 2010年マッキンリー(6194メートル)ほか多数登頂
     ◎体育会山岳部
      ・川村 雄太(理工学部4年)  ・佐々木 理人(経営学部4年)
      ・小林 雅章(経営学部2年)  ・玉川 翔(農学部2年)
      ・宮津 洸太郎(農学部1年)

※取材をご希望の場合は、事前に下記までご連絡いただければ幸いです。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当: 西川
 TEL: 03-3296-4082

2275 北米大陸最高峰・マッキンリーの頂に立ち、明治大学の校章を掲げる登山隊のメンバー(日本時間6月7日、現地時間6月6日)

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