大阪産業大学

大阪産業大学の環境自動車プロジェクトが次世代エネルギーカーレースで快挙――8月17日、18日に開催される「子ども見学デー」ではソーラーカーの展示も

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環境自動車の研究開発と技術者育成で高い評価を受けている大阪産業大学は、8月5日~7日に鈴鹿サーキット国際レーシングコースで行われた次世代自動車によるカーレースイベント「FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUPソーラーカーレース鈴鹿 2011」と「2011 Ene-1 GP SUZUKA」に参戦。全競技で表彰台に登るという優秀な成績を修めた。8月17日(水)、18日(木)に霞が関の府省庁を中心に開催される「子ども見学デー」では、ソーラーカーの展示と性能などに関する説明を行う。

 大阪産業大学では、2007年より全学的に社会人基礎力の育成を目標とした「プロジェクト共育」に取り組んでいる。中でも活躍が著しいのが「ソーラーカープロジェクト」「Electric Vehicle(電気自動車)プロジェクト」「新エネルギービークルプロジェクト」の3プロジェクトである。3プロジェクトはこのたび、8月5日~7日に鈴鹿サーキット国際レーシングコースで行われた、次世代自動車によるカーレースイベント「FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUPソーラーカーレース鈴鹿 2011」と「2011 Ene-1 GP SUZUKA」に参戦した。

 「ソーラーカーレース鈴鹿」は、1992年にスタートし、2011年で20回目を迎える国際自動車連盟(FIA)が公認する世界最高峰のソーラーカーレースで、5時間にも及ぶ耐久レースの中でその走行距離を競う。これはF1と同じ国際格式であるため、海外チームのエントリーも多く、過去には台湾やオーストラリア、アメリカ、イタリア、トルコなどが参戦した。近年では、学生らが車の車体製作などにもかかわることから、“ものづくり”の基本を学ぶ場として、高校や高専、大学関係者からも高い評価を受けている。

 「Ene-1 GP」は、今年から新規に開催された次世代エネルギーカーレースである。「EVパフォーマンスチャレンジ」はバッテリーを動力源とした電気自動車の総合性能を競い、「KV-40チャレンジ」では充電式単3電池40本で鈴鹿サーキットを走行し、その周回タイムを競う。環境自動車の研究開発と技術者育成で高い評価を受ける同大は、今回開催されたレースの全競技に参加した。

 「ソーラーカーレース鈴鹿 2011」にチャレンジした「ソーラーカープロジェクト」は、全クラスを含めた競技で総合2位の成績を、「EVパフォーマンスチャレンジ」にチャレンジした「Electric Vehicle(電気自動車)プロジェクト」は総合優勝、「KV-40チャレンジ」にチャレンジした「新エネルギービークルプロジェクト」はKV-2クラスで総合2位、部門分けクラスで優勝という優秀な成績を修めた。

 また、8月17日(水)、18日(木)には、霞が関の府省庁を中心に開催される「子ども見学デー()」に、同大のソーラーカーを展示し、性能などについて説明を行う。同大では今後も高い技術力とプロジェクト共育による学生の教育効果を一般社会に向け広くアピールしていく。

 「子ども見学デー」については下記URLを参照
  http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/hiroba/kodomo_kengaku.htm

▼本件に関する問い合わせ先
 大阪産業大学 入試センター 入試課
 〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1
 TEL: 072-875-3001
 FAX: 072-871-9765

2411 ソーラーカープロジェクト

2412 ElectricVehicleプロジェクト

2413 新エネルギービークルプロジェクト