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大正大学が「光とことばのフェスティバル2011」を開催――「再生」をテーマに東北の復興を願う

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大正大学では9月10日(土)に、「光とことばのフェスティバル2011」を開催する。第2回目を迎える今年のテーマは「再生」。東北の祭りに由来する「ねぷた」を表現学部の1年生が一丸となって作り上げることで、東日本の復興を願う。点灯式は午後6時より開始、どなたでも参加可能。

 大正大学では昨年、表現学部の誕生を機に「光とことばのフェスティバル」をスタート。第2回目の開催となる今年は、東日本大震災の発生により開催が検討されたが、東北の祭りに由来する「ねぷた」を表現学部の1年生が一丸となって作り上げることで東日本の復興を願う。これを受け、今年のテーマは「再生」。学生約160名が10グループに分かれ、ねぷたや行燈で「再生」を表現する。

 「光とことばのフェスティバル」は、大正大学表現学部が教育ビジョン「4つの人となる」の実現に向け、ねぷた造りを通しモノづくりの原点を学び、自らをマネジメントして協働によりプロジェクトを成功に導く目的で始まった。1年生の必修科目の中でプロジェクトの説明があり、チーム分けやコンセプト討議を経てデッサンや粘土細工作り、三面図や5分の1大模型製作を行い、本番を迎える。制作するねぷたは幅・奥行2メートル前後、高さ3メートル程度で、針金や和紙で形を作り中から電球で照らす。制作は8月30日からスタートし、現在も9月10日の点灯式へ向けて着々と作業を進めている。

 この取り組みは集団で制作することでコミュニケーションを図りつつ、作品を仕上げる達成感を身につけてもらうことを狙いとしている。さらに、昨年度ねぷたを制作した2年生は、ファシリテーターとして後輩をサポート。制作期間中は各グループのリーダーによる連絡会が密に行われ、表現学部1年生全員でイベントの成功を目指す。

 また、4月に「TSRシップ鴨台(おうだい)プロジェクト」現地ボランティア活動を行った被災地の南三陸町との縁をつなげていく活動として、8月に南三陸町の復興を願い開催されたイベントで「復興ダコねぷた」を制作。今回は、その「復興ダコねぷた」も「光とことばのフェスティバル」に加わる。

◆光とことばのフェスティバル
【日時】
 平成23年9月10日(土) 午後6時~午後8時
【場所】
 大正大学キャンパス内及び校舎
 住所:東京都豊島区西巣鴨3-20-1
 アクセス:都営三田線・西巣鴨徒歩2分、JR埼京線・板橋駅徒歩10分
【URL】
 http://www.tais.ac.jp/other/festa2011/festival.html
【ブログ】
 http://www.tais.ac.jp/education/faculty/b-2/blog/

※どなたでもご自由にご参加いただけますので、学生たちのエネルギーが結集された光のオブジェをご覧いただき、今年のテーマである「再生」への思いを共に分かち合えればと考えております。

▼本件に関する問い合わせ先
 大正大学企画調整部
 TEL: 03-3918-7311(代)
 URL: http://www.tais.ac.jp/