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明治大学が9月17日に創立130周年記念公開講座を開催――創立者の一人、矢代操の功績を出身地の福井県鯖江市で検証

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明治大学(東京都千代田区)は創立130周年を記念し、創立者の一人である矢代操(1852~1891)の功績を検証するリバティアカデミー(※)公開講座「矢代操の法学教育」を9月17日(土)、矢代の出身地・福井県鯖江市との共催で開催する。

「矢代操の法学教育」 ~創立者の一人、矢代の功績を検証~

 鯖江藩士の家に生まれた矢代は、明治新政府が各藩から優秀な人材を集めて育成する「貢進生制度」に選抜され、鯖江藩から唯一の貢進生として大学南校(現在の東京大学)で学んだ。その後、司法省明法寮(後の司法省法学校)でフランス法学を修め、法律私塾の経営や教育などに尽力。そして1881(明治14)年、明法寮で共に学んだ岸本辰雄(鳥取藩出身)、宮城浩蔵(天童藩出身)と、後の明治大学となる「明治法律学校」を創立した。

 今回の公開講座では、明治大学文学部の長沼秀明兼任講師が、法律学の教育者としての矢代にスポットを当て、その功績や人物像に迫る。

◆明治大学創立130周年記念 リバティアカデミー公開講座「矢代操の法学教育」
【主催: 明治大学/共催: 福井県鯖江市/後援: 明治大学校友会福井県支部、明治大学福井県父母会】

《日時》 2011年9月17日(土) 14:00~16:00
《会場》 鯖江市まなべの館(福井県鯖江市長泉寺町1-9-20)
 <アクセス> ・福井鉄道「西山公園駅」から徒歩3分
           ・JR鯖江駅より、つつじバス中央線「市役所」から徒歩3分
《定員》 80名
    *受講無料、事前申し込み不要(ただし来場者多数の場合、入場制限の可能性も)。
《講師》 明治大学文学部 兼任講師 長沼秀明(明治大学史資料センター研究調査員)
      →1962年札幌市生まれ。明治大学法学部卒業、同大学院文学研究科史学専攻修了。
        専門は近代日本史。大学史関係の近年の著作に『明治大学小史』『布施辰治研究』など。

)リバティアカデミー:明治大学の生涯教育拠点。年間400講座を開講し、約2万4000人が学ぶ

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当: 西川
 TEL: 03-3296-4082
※現地問い合わせ先
 鯖江市教委 文化課
 TEL: 0778-53-2257

2469 矢代操(1852~1891)