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立命館大学理工学部教授・道関隆国研究室が非可視化トリミング技術を用いたARアプリケーションを開発

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立命館大学理工学部 電子情報デザイン学科教授・道関隆国研究室が、非可視化トリミング技術を用いたスマートフォン用のARアプリケーションを開発した。

 新聞や雑誌の欲しい情報を保存する手段として、記事等をはさみで切り抜いてスクラップする手法やカメラ付き携帯電話で撮影する手法がある。前者の場合は、量が増えると自由に持ち運べないなどの問題が、後者の場合はカメラが不要な情報を取り込んでしまう、斜めから撮影すると記事が歪んでしまうなどの問題があった。特に、後者の手法は、記事等にトリミング用の切り取り線を付けておけば携帯電話内で解決するが、切り取り線が記事に入ってしまうので見栄えが悪くなるという問題があった。

 今回、理工学部の道関研究室では、非可視化画像(人の目では認識できない画像)で作成した切り取り線で囲まれた画像をスマートフォンで読み取ることのできる「非可視化トリミング技術」を開発することで、上記の問題を解消することを実現した。また、併せて、本トリミング技術を用いてスマートフォン上で画像を動かすことのできるARアプリケーションを開発した。

※研究内容は添付PDFを参照

▼本件に関わる問い合わせ先
 立命館大学総合理工学院理工学部教授 道関隆国 研究室
 研究室 HP:http://www.ritsumei.ac.jp/~douse/
 立命館大学リサーチオフィス(BKC) 
 TEL: 077-561-2802