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工学院大学新宿キャンパス地下エントランスが“大学の顔”に生まれ変わります――10月1日にリニューアルテープカットセレモニーを開催

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工学院大学は、来年迎える創立125周年の幕開けとして、新宿キャンパス地下のエントランス周辺をリニューアルする。「大学の顔」にふさわしい雰囲気作りを大切にした。「クラフトマンウォール」と呼ばれる特殊なレンガによる曲面壁は、日本の伝統的職人技術のメタファーを目指した。その壁に重ねるように「ショーケース」と名付けられた展示装置を設置し、学生や教員による最新の研究成果を展示する場所として活用していく。

 現在、新宿駅から来校する人々の約8割以上が、地下道を歩いてこの地下エントランスを利用している。この地下道がつくられた当初は、その入り口は単なる通用門として計画されていたため、車道と歩道が壁で区切られておらず、入り口の幅や見栄えなど含めて、とても「大学の顔」とは言えない状況だった。

 今回の改善点は、自立型看板や配布パンフレットなどを置かないようにする、広々としたエントランスの幅を確保する、車いす用エレベーターを使いやすくするなど大学の顔にふさわしい雰囲気作りを主旨とした。

 例えば、地下道を歩く人は3秒程度で通過してしまうため、その通過時間を長くして注目されるように、階段の幅を下に行くほど広く作り直した。また現在、階段の真ん中にある地下通路の柱の存在を弱めるように、人目を引く壁のデザインを施した。さらに、階段上部には天窓を設け、階段を登る人が超高層の大学ビルを見上げて、今から入る建物の姿をとらえることができるようにした。曲面の「クラフトマンウォール」は、工学院大学ならびに日本の技術界における過去と未来を表現している。将来、現在技術開発中の透明ディスプレイ掲示を実施する計画である。125周年の記念日の目玉の一つとして、八王子キャンパスで現在建設中の総合教育棟とあわせて大学の新たなシンボルとなることを期待している。

 10月1日(土)にはエントランスリニューアル工事竣工を記念して、テープカットのセレモニーを行う。詳細は以下の通り。

■工学院大学新宿キャンパス地下エントランス
 リニューアル工事竣工記念テープカットのセレモニー
 

 【日時】2011年10月1日(土)11時30分~12時
 【場所】東京都新宿区西新宿1-24-2 
     工学院大学新宿キャンパス
      地下エントランス階段下
     (JR新宿駅西口徒歩5分)
 【次第】神事     
       熊野神社神職
     施主挨拶   
       学校法人工学院大学髙田理事長
     テープカット 
       学校法人工学院大学髙田理事長
       工学院大学 水野学長
       清水建設
       西森事務所
 【設計者】西森陸雄(本学建築学部建築デザイン学科准教授)

▼本件に関する問い合わせ先     
  学校法人工学院大学
  総合企画室 
  TEL: 03-3340-1498
  URL: http:// www.kogakuin.ac.jp/

2513 新宿キャンパス地下エントランス完成イメージ

2514 会場:工学院大学新宿キャンパスMap