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日本工業大学が「第3回3D-CADプロダクトデザインコンテスト」授賞式を開催

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日本工業大学では10月16日(日)に、「第3回3D-CADプロダクトデザインコンテスト」授賞式を開催する。これは高校生を対象としたプロダクト(製品)デザインのコンテストで、3D-CADを駆使して斬新かつ独創的なアイデアをコンピュータ上で表現するもの。テーマ部門「子供が乗る遊具」と自由デザイン部門「エコロジーに関する“おもしろいもの”」で作品を募集し、全国の高校から136作品が集まった。授賞式では各賞の表彰、優秀作品の展示のほか、特別審査員の石崎友紀氏(札幌市立大学デザイン学部教授)による講演も実施する。

 日本工業大学では高校生を対象とした「3D-CADプロダクトデザインコンテスト」を開催している。今年で3回目を迎える同コンテストへは、全国の高等学校からテーマ部門「子供が乗る遊具」に111作品(21校)、自由デザイン部門「エコロジーに関する“おもしろいもの”」に25作品(11校)の出展があった。

 10月16日(日)に開催する授賞式では部門ごと、あるいは両部門から選ばれた各賞の表彰や優秀作品の展示を行うほか、特別審査員・石崎友紀氏(札幌市立大学デザイン学部教授)による講演会を実施する。優秀作品については、最新の加工法(積層造形法)によって3次元形状のオブジェ(造形品)として実際に成型され、受賞者に贈呈される。

 同コンテストでは、創造性の育成やCADによる表現技術向上をめざしており、3D-CADソフト(SolidWorks)の貸出しや、操作演習の授業(無料)や出張指導を行うなど、3D-CADを扱ったことのない未経験者でも積極的に参加できるよう配慮をしてきた。本学の工業教育の一環として、今後も定期的に続けていきたいと考えている。

 また今秋から、東日本大震災被災地の高校を対象とした中古パソコンの無償提供も行っている。これらの中古パソコンは、学生のボランティアによって3D-CADソフトがインストールされた状態で発送される。被災地の高校における学習環境復旧とともに、3D-CADの修得を通じた「ものづくり」への興味喚起を目指している。

◆第3回 日本工業大学 3D-CADプロダクトデザインコンテスト授賞式
【開催日】
 10月16日(日)
【場所】
 日本工業大学 LCセンター マルチメディア教室
【内容】
 11:00~12:00 講演 石崎友紀氏(札幌市立大学デザイン学部教授)
 12:00~13:00 プロダクトデザインコンテスト授賞式
 13:00~14:30 受賞者参加の昼食会

※3D-CADプロダクトデザインコンテストのページ
 http://leo.nit.ac.jp/~nagasaka/pd-contest/index.html

▼本件に関する問い合わせ先
 日本工業大学 広報室
 TEL: 0480-33-7519(代表)
 URL: http://www.nit.ac.jp

2578 表彰式での記念撮影

2579 入賞作品は実際にオブジェとして成形、展示される