東洋大学

東洋大学が海外4カ国から研究者を招き、国際シンポジウム2011「往還型教育システムの展望-大学と学校とのより良いコラボレーションを目指して-」を開催

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東洋大学文学部教育学科では、平成21年度文部科学省大学教育・学生支援事業【テーマA】大学教育推進プログラムに採択された「往還型教育システムによる学士力の育成」に取り組み、本年度はその3年目にあたる。11月12日、13日に開催するシンポジウムでは海外4カ国(イギリス、アメリカ、デンマーク、オランダ)から研究者を招き、教員養成における往還型教育システムの可能性について検討する。

 シンポジウム当日は、日本および世界各地で改革が進められている「教員養成」についての最新情報を提供。参加者には、日英表記の報告資料集を無料にて配布予定。今後の教員養成改革の方向を確かなものとするためにも、貴重な情報交流の機会になると思われる。

日時:2011年11月12日(土)15:00~20:00、13日(日)9:00~17:30
場所:白山キャンパス井上円了ホール
〔地図〕 http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html
主催:東洋大学
備考:入場料 無料、 同時通訳付き、12日夜のレセプションは実費(1,000円)

【プログラム】
■ 11月12日 (土)
15:00 受付開始(東洋大学 井上円了ホールロビー)
16:00 開会行事
   開会あいさつ 竹村牧男(東洋大学学長)
   来賓祝辞 文部科学省
16:20 基調提案
   文部科学省大学教育推進プログラム
   「往還型教育システムによる学士力の育成」宮﨑英憲(東洋大学文学部教育学科教授/事業推進責任者)
16:50 記念講演 ヘルマン・ヘルマンス氏(オランダ:ロッテルダム大学)
18:00~レセプション

■ 11月13日 (日)
9:00 受付開始(東洋大学 井上円了ホールロビー)
9:30 シンポジウム【パートI】
   「オランダ・デンマークの教員養成:高度専門職養成の原理に立った実践的教員養成と学校との連携」
   <シンポジスト>
   ・ヘラルト・ライツマ氏、ヘルマン・ヘルマンス氏(オランダ:ロッテルダム大学)
   ・クラウス・ブルン氏(デンマーク:ザール教員養成カレッジ〔UCC〕)
   <コメンテーター>
   ・山﨑哲司氏(愛媛大学)
   ・露木昌仙氏(全国連合小学校長会会長)
12:00 昼食
13:00 シンポジウム【パートII】
   「イギリス・アメリカの教員養成:多文化社会における教員養成、学校現場の力をとり入れた学部と大学院の教員養成」      
   <シンポジスト>
   ・ヘレン・ウイルソン氏(イギリス:オックスフォード・ブルックス大学) 
   ・ジェニファー・ロビンソン氏(アメリカ:モントクレア・ニュージャージー州立大学)  
   <コメンテーター>
   ・高岡信也氏(独立行政法人 教員研修センター理事)
   ・東京都教育委員会
15:45 全体会
   「教員養成における往還型教育システムの展望」        
   <シンポジスト>
   ●東洋大学(宮﨑・長谷川・金田)
   ●シンポジウムI・IIの全シンポジスト
   ●安彦忠彦氏(早稲田大学)
17:30 閉会 

<申し込み・問い合わせ方法>
 お名前、連絡先(電話又はメールアドレス)、レセプションへの出欠、「同時通訳用レシーバー」の要不要について記入の上、以下申込先へFAXまたはメールにて申し込みのこと。

■「往還型教育実習システム(東洋大学モデル)」とは
 従来の小学校教員養成課程は1年次から3年次にかけて、教科指導法や教養科目、教育に関わる専門科目を体得したうえで、「4年次に教育実習」というケースが一般的。しかし東洋大学文学部教育学科初等教育専攻が行う「往還型教育実習システム(東洋大学モデル)」は、大学での学習と平行して小学校への教育実習を4年間継続して行い、その経験を随時大学での教育内容として取り込み、実践的指導力のある小学校教員育成を目指す。

▼本イベントに関する申し込み・問い合わせ先
 東洋大学 2011国際シンポ事務局
 TEL: 03-3945-7387 
 E-mail: mloukan@toyo.jp

▼本件の取材および記事掲載等に関する問い合わせ先
 東洋大学総務部広報課 担当:川俣
 TEL: 03-3945-7571 
 E-mail: mlkoho@toyo.jp