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金沢文庫特別展「愛染明王」に横浜市立大学の学生が協力――11月3日の市民向け講座では専門家と共に講師を務める

大学ニュース  /  学生の活動

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現在開催中の神奈川県立金沢文庫特別展「愛染明王―愛と怒りのほとけ」では、横浜市立大学国際総合科学部国際文化創造コース松本 郁代准教授ゼミの学生が展示の一部を担当している。その成果をふまえ、11月3日(木・祝)に行われる市民向けエクステンション講座「中世仏教文化と金沢区文化財の魅力~神奈川県立金沢文庫特別展『愛染明王』によせて~」では、専門の講師とともに学生ならではの視点で講師を務める。

 11月3日の講座では、横浜市立大学所蔵の貴重資料の概要や、大学による文化財保護についても解説する。
 これらの活動は、本年度から開始した横浜市立大学「学生による地域貢献活動支援事業」の一つである。

◆エクステンション講座
 「中世仏教文化と金沢区文化財の魅力~神奈川県立金沢文庫特別展『愛染明王』によせて~」

1.日時:11月3日(木・祝)13:00~16:30
2.場所:横浜市立大学金沢八景キャンパス いちょうの館
3.内容:
・第1部 13:00~14:00 横浜市立大学と県立金沢文庫
 講師:松本 郁代(横浜市立大学学術院国際総合科学群 准教授)と学生たち
・第2部 14:10~16:30 中世密教と愛染明王
 講師:高橋 悠介(県立金沢文庫学芸員)ほか


●神奈川県立金沢文庫特別展「愛染明王-愛と怒りのほとけ」
 10月15日(土)~12月4日(日)開催。煩悩・愛欲など本能を否定せず、向上心に変換して仏道を歩ませるという「愛染明王」の仏像や仏画の名品を紹介し、文献からもその姿の秘密に迫りつつ、密教修法の実態と歴史をたどる特別展。

●横浜市立大学「学生による地域貢献活動支援事業」
 学部・大学院生活や課外活動などを通じて、自主的な探究心、外部との調整力、積極的な行動力などを育成するとともに、地域の活性化を図ることを目的に本年度よりスタート。地域が抱える課題を実践的に研究・解決する学生による地域貢献に資する活動等を学内公募し、優秀な企画・活動・提案・プロジェクトに対して助成金を交付するもので、本年度は11団体が採択された。

●横浜市立大学学術情報センター(図書館)の貴重書展示
 本年度より月替わりのテーマで横浜市立大学所蔵の貴重書を展示・解説。現在は、学生がこの展示や解説パンフレットを制作している。
 
※当日の取材は、直接お越しください。
<当日のお問い合わせ>
 横浜市立大学地域貢献センター TEL:045-787-8930

▼本件に関する問い合わせ先
 横浜市立大学 研究推進課
 TEL: 045-787-2019