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立教大学理学部が11月12日に、医学物理士育成プログラム公開講演会「物理学が担うがん先進医療―医学物理士の置かれた現状―」を開催

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立教大学(東京都豊島区西池袋3-34-1、総長:吉岡知哉)では、11月12日(土)に池袋キャンパスで立教大学理学部主催 第5回プロアカデミアシンポジウム 医学物理士育成プログラム公開講演会「物理学が担うがん先進医療 ―医学物理士の置かれた現状―」を開催する。

 この講演会では、唐澤克之氏(都立駒込病院放射線診療科部長)より、医療現場における放射線がん治療の現状について、また西尾禎治氏(国立がん研究センター東病院臨床開発センター)より、医療現場における医学物理士の役割についてご報告いただいた後、唐澤久美子氏(放射線医学総合研究所)、芳賀昭弘氏(東京大学医学部附属病院放射線科)を交えて、医学物理士養成に向けた今後の課題を議論する。

日 時:11月12日(土)13時30分~16:00
場 所:池袋キャンパス5号館1階5121教室(東京都豊島区3-34-1)
 ※JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分。
参加費:無料・申込不要
定 員:200名
主 催:立教大学理学部
共 催:文部科学省がんプロフェッショナル養成プラン採択事業
後 援:豊島区、日本物理学会、日本医学物理士会

■プログラム
「放射線がん治療の現状」
  講師:唐澤克之氏(都立駒込病院放射線診療科部長)
「医学物理士の役割」
  講師:西尾禎治氏(国立がん研究センター東病院臨床開発センター粒子線医学開発部粒子線生物学室室長)
「医学物理士養成に向けた今後の課題」(パネルディスカッション)
 パネリスト:
  唐澤久美子氏(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院治療課第3治療室長)
  唐澤克之氏(都立駒込病院放射線診療科部長)
  西尾禎治氏(国立がん研究センター東病院臨床開発センター粒子線医学開発部粒子線生物学室室長)
  芳賀昭弘氏(東京大学医学部附属病院放射線科放射線治療部門医学物理室特任助教)

■医学物理士育成プログラムについて
 立教大学大学院理学研究科は、2007年度に採択された文部科学省「がんプロフェッショナル養成プラン」に、順天堂大学大学院医学研究科、新潟大学大学院医歯学総合研究科、東京理科大学大学院薬学研究科、明治薬科大学大学院薬学研究科とともに参加している。2008年度には医学物理士養成プログラムがスタートした。
 このプログラムは、がん治療の三本柱の一つである放射線療法を行うために必要な基礎知識、放射線の管理や治療計画を立てることのできる専門家である医学物理士の育成を目的としている。

 立教大学理学研究科では、順天堂大学と連携して、所定の要件を満たし認定試験に合格した前期課程修了者を順天堂大学大学院医学研究科がん医療者養成コース:医学物理士コース(博士課程)へ推薦する「大学院(医学物理士)コース」と、医学物理士の認定を受けている放射線技師を対象に、医学物理士に必要な物理学および放射線計測の基礎について再教育を行う「インテンシブ(医学物理士・基礎)研修コース」の2つの教育課程を展開している。

 なお、2010年度の各コースの登録者は、「大学院(医学物理士)コース」が4名、「インテンシブ(医学物理士・基礎)研修コース」が3名。

▼本件に関する問い合わせ先
 立教学院企画部広報課
 東京都豊島区西池袋3-34-1
 TEL: 03-3985-2202