工学院大学

工学院大学が首都直下型地震を想定した発災対応型の地震防災訓練を開催――高層キャンパスで地震防災訓練、官学連携の体験型訓練も実施

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学校法人工学院大学では、11月10日(木)に新宿キャンパスで首都直下型地震を想定した発災対応型の地震防災訓練を行う。新宿副都心の高層ビル群に位置していることから、地震防災対策を重要課題として取り上げ、従来の防災訓練(避難訓練)とは異なった型で2007年から実施している地震防災訓練である。

 工学院大学新宿キャンパスで行われる防災訓練は、首都直下型地震が発生した場合、教職員・学生が互いに協力しあって臨機応変に対応することが不可欠とする判断によりプログラムされた、実際の災害を想定した発災対応型訓練である。

 当日は、セクションごとの訓練の後に、1階アトリウム・広場などで新宿区、新宿消防署、日本赤十字社など学外の6機関の協力を得て、体験型訓練(防災イベント)も行う。特に今回は、3月11日の大震災による実体験に基づいた、実践的で本格的な地震防災訓練となる。
 
◆訓練概要
【日 時】
 2011年11月10日(木) 14時00分~16時20分
 *14:00-15:00 : 校舎内の全てのエレベータ停止.
  高層棟1階~28階の全照明停止、非常用照明に切替
【想定地震】
 14時に首都圏(東京湾北部が震源)で震度6弱の地震が発生したことを想定
【訓練想定】
 発災後の初動対応・応急対応
【対 象 者】
 訓練地震発生時に新宿校舎に在館する学生・教職員全員

■スケジュール 
14:00 首都圏で震度6弱の地震が発生
 急地震速報 → 防災センターから全館非常放送(地震情報、新宿校舎の構造被害等)
14:05 学校地区隊自衛消防隊(教職員で構成)による自衛消防活動を開始
 ≪研究室フロア・教室フロアの在室者≫
  フロアごとに自衛消防隊中心に発災対応訓練(研究室フロアのみ)、安否確認を行う
 ≪災害対策本部:2階Job Station前≫
  防災センターを立ち上げ、学生・教職員の安否確認・被害情報の収集・対応活動を行う
15:00~16:30 アトリウム・広場で実施している体験型訓練(防災イベント)への参加
  新宿区、新宿消防署、日本赤十字社東京支部等、NTT東日本等の協力を得て、体験型訓練(防災イベント)を実施
 ※詳細は添付ファイル参照

■見学・体験・取材
 見学・体験受付:1階アトリウム受付へ
 ・発災対応型訓練(14:00~14:50)見学:研究室フロア(25、 23、21、19、17階)で見学
 ・災対本部訓練(14:00~15:30)見学:高層棟2階にて見学
 ・体験型訓練(防災イベント)見学・参加:各実施場所にて

※訓練終了後、災対本部(高層棟2階)にて、同大関係者との名刺交換、簡単な意見交換を行う予定

▼訓練内容についての問い合わせ先
 学校法人工学院大学総務部総務課
 TEL: 03-3340-0121
▼本件に関する取材の問い合わせ先     
 学校法人工学院大学総合企画室
 TEL: 03-3340-1498