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聖学院大学が絵本作家のいせひでこ氏を招き、11月30日に講演会「いのちをみつめて」を開催

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聖学院大学人間福祉学部人間福祉学科では11月30日(水)に、「いのちをみつめて」と題した講演会を開催。絵本作家のいせひでこ氏が、東日本大震災を機に出版した『木の赤ちゃんズ』(平凡社)の制作の過程などを語る。入場無料、事前予約不要。

 絵本作家のいせひでこ氏は、3・11の東日本大震災と福島第一原発事故を機に、あえて鉛筆だけで描いた小さな絵本『木の赤ちゃんズ』(平凡社)を緊急出版。絵本200冊を携え、被災地を訪問した。
 この絵本は、いせ氏が震災の日以降、生業を奪われた被災者や障がいのある人たち、赤ちゃんたち、牛や木たちの「生きよう」の思いの強さに目を見張るものを感じ、神経を集中して書き上げた作品である。

 今回の講演では、子どもたちとお腹に赤ちゃんのいる人のことを考えながら未来に祈りを込めて描いたという、この作品の制作の過程を語る。いせ氏は講演にあたり、「若い人たちにこそ、いのちの話は伝えていきたい」と語っている。詳細は以下の通り。

◆講演会「いのちをみつめて」
【開催日時】
 11月30日(水)11:00~12:30
【開催場所】
 聖学院大学教授会室(埼玉県上尾市戸崎1-1)
 ※入場無料、事前予約不要。
【いせ ひでこ氏プロフィール】
 画家、絵本作家。1949年生まれ。東京藝術大学卒業。
 著書に童話『マキちゃんのえにっき』(第26回野間児童文芸新人賞)、宮沢賢治の絵本『水仙月の四日』(第43回産経児童出版文化賞美術賞)、絵本『ルリユールおじさん』(第38回講談社出版文化賞絵本賞)のほか、エッセイ『カザルスへの旅』『ふたりのゴッホ』『旅する絵描き パリからの手紙』などがある。
 ※2009年11月には、聖学院大学人間福祉学部のアセンブリーアワーにて「絵本・物語ができるまで」と題した講演会を開催した。
  問い合わせ先: 聖学院大学企画総務課 TEL 048-781-0925

●聖学院大学(学長:阿久戸光晴 住所:埼玉県上尾市戸崎1-1)
 1988年設立。大学は3学部7学科(政治経済/コミュニティ政策/欧米文化/日本文化/児童/こども心理<2012年度開設>/人間福祉)のほか、大学院、総合研究所を有する。

▼本件に関する問い合わせ先
 聖学院大学 広報企画部 担当:山下、栗原
 TEL: 048-780-1707(ダイヤルイン)
 FAX: 048-725-6891
 E-mail: pr@seig.ac.jp
 URL: http://www.seigakuin.jp