千葉商科大学

瀬戸山隆三氏(千葉ロッテマリーンズ前球団社長)が千葉商科大学大学院客員教授に就任

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千葉商科大学(千葉県市川市:学長 島田晴雄)は、2011年11月5日付で、千葉ロッテマリーンズ前球団社長の瀬戸山隆三氏を同大大学院経済学研究科(齊藤壽彦研究科委員長)の客員教授として委嘱する。

 千葉商科大学大学院では修士課程に設置している「中小企業診断士養成コース」(運営委員長・鮎川二郎商学研究科教授)に「スポーツビジネス」の科目を開講しており、瀬戸山氏を客員教授として迎えることで講義内容を大幅に拡充する。

 今後の日本のビジネスシーンでは、スポーツビジネスなど新しいサービスビジネスが大きく拡大することが予想される。国家資格の経営コンサルタントである中小企業診断士には、新しいビジネスを学び、産業界をリードしていくことが期待されており、瀬戸山氏の卓越した球団経営経験とプロ野球機構での多面的な活動経験やノウハウなどを講義に活かし通常では学ぶことができない真のビジネスケースを学ぶ講座とする。

 「スポーツビジネス」科目は、同大大学院修士課程の中小企業診断士養成コースの授業として設置されるが、履修者数により、同養成コース以外の同大学生の聴講も認める。また、特別公開講座として、同大付属高等学校の生徒や一般にも聴講できる講座も設定する予定である。

◆瀬戸山隆三(せとやま・りゅうぞう)氏 プロフィール
 1953(昭和28)年大阪市生まれ。
 77~88年ダイエーに勤務。88年にダイエー神戸本店室課長から福岡ダイエーホークス(当時)球団総務部長に就任し、ホークス誕生に尽力。93~96年、99~03年に同球団代表。03年11月ホークス退団。04年3月に球団運営の実績を買われ千葉ロッテマリーンズ球団代表に就任。11年10月千葉ロッテマリーンズ退団。
 11年11月より千葉商科大学大学院経済学研究科客員教授に就任。

 福岡ダイエーホークスの球団代表時代には、王監督を擁して99年、00年、03年とリーグ制覇、99年及び03年には2度の日本一を達成した。00年には日本シリーズでのON対決が実現し、ダイエーホークスの観客動員数の大幅増加を実現するとともにホークスタウンの収益拡大にも貢献した。
 千葉ロッテマリーンズの球団代表、社長としての8年間では、ボビーバレンタイン監督、西村監督を擁し、日本一を2回達成し、大幅な観客増加とパ・リーグの活性化を実現した。(社)日本野球機構では、パ・リーグ理事会理事長、(社)日本野球機構の各委員を歴任し、日本プロ野球界初のストライキの際は選手関係委員会委員長として、その解決に大きく尽力した。
 特に04年からのマリーンズ球団改革と革新的なファンサービスの実施による球団活性化のみならず、パ・リーグ全体の活性化を進めた多面的な経営戦略は、日本プロ野球界に大きな変革をもたらした。

▼本件に関する問い合わせ先
千葉商科大学 戦略広報センターオフィス
TEL: 047-373-9968  
E-mail: p-info@cuc.ac.jp