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東日本大震災とどう向き合うか――学校法人聖学院が「第三次聖学院教育会議 報告書」を発行

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学校法人聖学院では今夏、「東日本大震災とどう向き合うか―聖学院教育の課題として」を主題として「第三次聖学院教育会議」を実施した。これに伴い、このたび「第三次聖学院教育会議 報告書」を発行。巻末には復興支援に関する聖学院各校の取り組みや、学生・生徒の活動報告などがまとめられている。

 学校法人聖学院では2001年以降、「聖学院教育会議」を毎年開催している。2007年には「第二次聖学院教育会議」を、そして今年2011年夏には「第三次聖学院教育会議」を実施するに至った。

 今年は大震災を教育の課題として受け止め、悲嘆に対する共感や労苦に対する支援などを学びたいとし、主題を「東日本大震災とどう向き合うか―聖学院教育の課題として」とした。同会議は主題の持つ深みとともに広がりをも考慮し、学長、校長や教員ばかりでなく、職員や学生・生徒の報告を聞く機会とした。

 このたび発行した報告書の巻末には、復興支援に関する聖学院各校の取り組みおよび学生・生徒の活動報告などがまとめられている。

◆「第三次聖学院教育会議報告書」の概要
 開会礼拝  阿久戸光晴 聖学院理事長・学長 「分かち合い社会の到来を受けて」
【第一セッション】大震災とボランティア活動(発題)
 聖学院大学:平修久 教授 「聖学院震災復興支援委員会と復興支援ボランティアセンター」
 聖学院大学:大高研道 教授 「震災復興ボランティアと『脱文脈化された知』を超える教育実践―いかにして知は文脈化されるか?」
【第二セッション】各校の取り組みの表明と具体的なアクションプランの発表(各校校長、園長、学長より)
【第三セッション】ボランティア報告(発題) 
 聖学院大学:職員/NPO法人コミュニティ活動支援センター理事(職員)
 聖学院大学4年学生:「岩手県山田町での行方不明者捜索活動を通して伝えたいこと」
 聖学院高校2年生徒:「宮城県石巻市での活動を通して学んだこと」
 聖学院高校2年生徒:「駒込駅頭募金活動を体験して」
 女子聖学院高校3年生徒:「岩手県釜石市、大槌町での活動から学んだこと、これからの課題」
 聖学院大学教授(人間福祉学科学科長):「人間福祉が開く未来」
 参加者感想/被災地支援活動(各校支援報告)     他

※報告書を希望される方は、広報企画部広報課にTEL( 048-780-1707 )またはメールでご連絡ください。

■聖学院大学(学長:阿久戸光晴 住所:埼玉県上尾市戸崎1番1号)
 1988年設立。大学は3学部7学科(政治経済/コミュニティ政策/欧米文化/日本文化/児童/こども心理<2012年度開設>/人間福祉)のほか大学院、総合研究所を有する。

▼本件の取材に関する問い合わせ先
 聖学院大学 広報企画部 担当:山下、栗原
 TEL: 048-780-1707(ダイヤルイン)
 FAX: 048-725-6891
 E-mail: pr@seig.ac.jp
 URL: http://www.seigakuin.jp