聖学院大学

聖学院大学人間福祉学部が1月25日に講演会「精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本」を開催

大学ニュース  /  イベント  /  教育カリキュラム

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

聖学院大学人間福祉学部(児童学科・人間福祉学科)では1月25日(水)に、講演会「精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本」を開催する。当日は、2008年に第1回バザリア賞を受賞したジャーナリスト・大熊一夫氏を講師に招請。日本の医療や保健、福祉を見つめ直し、これからのあり方を考える。入場無料、要申し込み。

 今回の講演会では、2008年に第1回バザリア賞を受賞されたジャーナリスト・大熊一夫氏が、イタリアの精神科病院での約3年にわたる取材をもとに書かれた『精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本』について語る。
 同大は、「現在、精神科病院絶滅に向けて活動を行っている大熊氏の講演が、日本の医療や保健、福祉を見つめ直し、これからのあり方を考える機会になれば幸いです」としている。詳細は以下の通り。

◆講演会「精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本」
【日時】
 2012年1月25日(水)11:00~12:30
【場所】
 聖学院大学7号館7401教室(埼玉県上尾市戸崎1番1号)
【主催】
 聖学院大学人間福祉学部児童学科・人間福祉学科
  人間福祉学部ホームページ: http://www.seigakuin.jp/guide/faculty/index03.htm
【入場料】
 無料。要申し込み。
【申し込み方法】
 参加希望者は、名前、連絡先、所属を記入の上、メールまたはFAXで下記まで申し込みください。
 聖学院大学企画総務課(TEL: 048-781-0925)
 E-mail: pru@seig.ac.jp
 FAX: 048-726-2962

【講演者プロフィール】
 大熊一夫(おおくま・かずお)
 東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学)卒業後、朝日新聞記者に。週刊朝日副編集長、アエラ・スタッフライターをへて無所属のジャーナリストに。1998年大阪大学人間科学部教授。担当はソーシャルサービス論。日本の国立大学に初めて出来た福祉系講座の初代教授。2002年定年退官。1970年アルコール依存症を装って精神科病院に潜入入院し、『ルポ精神病棟』を朝日新聞社会面に連載。高齢者問題を取り上げ、『ルポ老人病棟』などを出版。イタリアの精神科病院の取材を約3年にわたり続け、『精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本』を出版。現在、精神科病院廃絶に向け活動を行っている。2008年第1回バザリア賞受賞。

■聖学院大学(学長:阿久戸光晴 住所:埼玉県上尾市戸崎1番1号)
 1988年設立。大学は3学部7学科(政治経済/コミュニティ政策/欧米文化/日本文化/児童/こども心理<2012年度開設>/人間福祉)のほか、大学院、総合研究所を有する。

▼本件に関する問い合わせ先
 聖学院大学企画総務課
 TEL: 048-781-0925
 FAX: 048-726-2962
 E-mail: pru@seig.ac.jp