工学院大学

「今後の復興支援のカタチ・日本の未来」を考えていく『工学院大学東日本大震災復興支援パンフレット-300日の軌跡-』が完成

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2011年3月11日、東日本を襲った大震災により、日本の歴史・日本人の価値観が大きく変わった。この日は今後100年、1000年後も語り継がれていくことと思われる。この未曾有の大災害に対し、工学院大学では工科系のノウハウを活かした復興支援を行ってきた。このたび、その支援活動の軌跡を一冊の冊子にまとめることができた。1年が経とうとしている今、ひとたび立ち止まり、これまでの取り組みを振り返るとともに、今後も継続的に復興を支援していく決意を表明する。

 東日本大震災が起こる以前から工学院大学では、提携校である東北福祉大学(仙台市)と神戸学院大学(神戸市)などと共に社会貢献学会の設立(本年3月)、建築学部の設立(本年4月)による教育研究の推進、新宿区・八王子市などの自治体や地域の住民・事業者と連携した減災セミナーや防災訓練の実施、など防災・減災に関する様々な地域貢献・社会貢献活動を行ってきた。

 このような中で起こった東日本大震災。工学院大学の新宿キャンパスも長周期地振動で大きく揺れた。700名の帰宅困難者を翌朝まで受け入れることができたが、減災や防災活動に取り組んできた私たちでさえ想定外の連続で、平穏な日々は困難な世界へと変わった。それから1年が経とうとしているが、復興への道のりはまだまだ遠いものと思われる。

 「最先端の学問と社会・産業をゆるやかにつなぐ学園」として設立された工学院大学は、今年、学園創立125周年を迎える。これまでも工学・科学技術が社会にどう貢献できるかを追求し、教育・研究活動を進めてきたが、今回、改めて社会のために何ができるかを考え、行動し、東日本大震災後を歩んできた。
 今ここに「東日本大震災復支援300日の軌跡」を振り返るとともに、「今後の復興支援のカタチ・日本の未来」を考えていきたい。

『工学院大学東日本大震災復興支援-300日の軌跡-』概要
◆発行日:2012年2月29日
◆仕  様:A4判4色24ページ右開き中綴じ
◆内容
【特集1/現地支援】
「恒久復興住宅」「学生ボランティア活動」「ダンボールシェルター」「仮設用家具」他
 【特集2/後方支援】
 「あなたの思い出まもり隊」「チャリティワインパーティ」「チャリティコンサート」他
 【特集3/報告会・講演会】
 「各種シンポジウム」「立ちあがるための住まい展」「長周期地震動シミュレーション」他

▼工学院大学の震災復興支援への取材、問い合わせ先        
 学校法人工学院大学 総合企画室 
 TEL:03-3340-1498
 E-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp
 ※冊子送付希望のプレスの方はお問い合わせ下さい