工学院大学

新しい“理科教育”が生み出す「好奇心」と、学生・生徒への教育効果を発表――工学院大学が2011年度理科教育センター事業報告会・記念講演会を開催

大学ニュース  /  大学改革  /  イベント  /  教育カリキュラム  /  産官学連携  /  高大連携  /  学生の活動  /  生涯学習  /  地域貢献  /  大学院

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

“理科教育”は人に「気づき」と「興味」を与え、科学的な知識と技能、創造性豊かな人間力を育て、わが国の社会発展へとつながる。その理念のもと、工学院大学では「理科教育センター」を設置し、理科教育の普及・発展に努めてきた。3月24日(土) には、その教育効果について報告会を開催する。

 学校法人工学院大学は、建学以来120 余年の長きにわたり理科教育・研究活動に専念し、そのノウハウを蓄積してきた。この経験を活かし、同大では2009年に新しく理科教育センターを設置し、社会貢献の一環として「理科教育」の普及・発展に努めている。

 同センターでは、小学生、中学生や高校生に理科の楽しさを直接知ってもらうためにキャンパス全体を『理科教室』にした「わくわくサイエンス祭」や、地方各地での「出張理科教室」、小学校で理科を教える先生を理科授業・実験のエキスパートにする「スーパーサイエンスティーチャー養成講座」を中心に、この他数多くの事業を実施し、多角的な理科教育の展開を進めている。当センターが2011年度に実施した理科教育事業は、上記を含め、東日本大震災の被災地における理科教育システムの復興支援なども加わり、その活動は多方面に渡ることとなった。

 工学院大学では、これら理科教育事業の展開報告とともに、支援参加した学生・生徒から得られた教育効果を報告する「2011年度 理科教育センター事業報告会・記念講演会」を3月24日(土)に開催する運びとなった。この報告会は“理科教育”を普及する立場だけではなく、教育を受ける側の学生・生徒らの視点で成果を捉えることができる貴重な機会となる。
 また、報告会と共に「PISA問題から科学的リテラシーを考える」と題した記念講演会を開催し、理科・科学教育の今後の展開を模索・検討する。

 報告会では、日本の科学技術創造立国再生を担う、多角的「理科教育」の実践と、生徒や学生達がさまざまな“理科教育”の現場で経験した“生の声”をお伝えする。

■2011年度理科教育センター事業報告会・記念講演会
日時:平成23年3月24日(土) 13:00~16:30(受付12:30~)
場所:工学院大学新宿キャンパス3階 アーバンテックホール

【プログラム】
 第1部「事業報告会」(実績報告及び成果報告)
 第2部「記念講演会」-PISA問題から科学的リテラシーを考えるー
          東京学芸大学 教員養成カリキュラム開発研究センター 
          三石 初雄教授
 第3部「懇親会」-事業支援参加学生(サイデリバー)による演示デモ

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人工学院大学 総合企画室 
 TEL: 03-3340-1498 
 E-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp