京都産業大学

京都産業大学が就業体験を通した教育プログラム「コーオプ教育」によるグローバル人材の育成について考える産学協働推進国際フォーラム「企業の国際化とグローバル人材の育成―産学協働によるコーオプ教育の実践事例を通じて―」を開催

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京都産業大学は、企業主体の従来のインターンシップを進化させ、大学と企業等が協働で「就業体験」を教育の一環として行うコーオプ教育(Cooperative Education)に取り組んでいる。企業・経済団体を対象にフォーラムを開催し、先進国カナダの取り組みを紹介。専門家、実際に取り組みに参加するカナダ人学生、学生を受け入れている日本企業の3者の立場から日本におけるコーオプ教育とグローバル人材の育成について考える。

 京都産業大学では、卒業後、社会人として主体的にキャリアを切り開くことができる根幹的「実力」の養成を目指し、専門教育・教養教育を土台にしながら、学生一人一人の「キャリア形成支援」に取り組んでいる。その主体として、企業主体の従来のインターンシップを進化させ、大学での理論と就業体験での実践を組み合わせた「日本型コーオプ教育」を展開してきた。

 産学協働による「コーオプ教育」は、欧米を中心に諸外国の高等教育機関で広く取り組まれているが、特にカナダは国全体で取り組んでいる先進国と言える。

 今回、日本におけるコーオプ教育への理解、普及の推進に貢献し、日本においての発展に寄与するため、カナダの第一人者であるJenny Reilly氏を招へいし、国際的なコーオプ教育の意義や効果などについて「企業の国際化に向けたコーオプ教育の可能性」として基調講演を行う。

 また、実際にグローバルな人材育成に向けて、プログラムに取り組むカナダ人の学生を受け入れている「福井鋲螺株式会社」と「大阪ガス株式会社」の担当者が、学生とともに実践事例の報告を行うほか、参加者との情報交換・交流会も予定している。

 専門家、実際に取り組んでいる学生、受け入れている企業の3者の立場からコーオプ教育によるグローバル人材育成の目的、プログラム内容、効果、課題について考える国内で初めての実践型フォーラムになる。

◆産学協働推進国際フォーラム『企業の国際化とグローバル人材の育成』
―産学協働によるコーオプ教育の実践事例を通じて―

〈日 時〉 2012年3月29日(木)13:30~16:45(受付開始 13:15)
〈場 所〉 メルパルク京都5階 京極
        (〒600-8216京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13)
〈対 象〉 企業・経済団体 (定員 50人)
       ※企業内の国際化、海外人材の採用・受入に関心をお持ちの企業担当者

〈事前申込制・参加無料〉

〈詳細〉
http://www.kyoto-su.ac.jp/path/news/20120329_kokusai_forum.html

▼本件に関する問い合わせ先
 京都産業大学 教育支援研究開発センター事務室
 TEL: 075-705-1729