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摂南大学とオリックス・バファローズとの新たな取り組み――経済学部が「ベースボールビジネス研究」を開講、「Take Me Out to the Ball Game♪」をマーケティング視点から分析

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摂南大学(学長:今井光規)経済学部(学部長:八木紀一郎)は4月10日(火)から、3年次生を対象とした新しい科目「ベースボールビジネス研究」を前期授業期間に開講する。この科目は2011年3月にオリックス・バファローズと教育に関する協定を締結したことに基づき、生きた経済学を学ぶことを目的としている。授業は少人数体制で行い、学生が中心となって調査や分析、提案することで主体性を身につけることも期待される。

 「ベースボールビジネス研究」は、昨年開講の正課授業「ベースボールエコノミックス」(今年も開講)の成果を生かし、メジャーリーグで歌われている「Take Me Out to the Ball Game♪」の歌詞を題材にマーケティングの視点で読み解きながら、ベースボールビジネスのスキーム理解を深めることを目指す、全国で初めての取り組みとなっている。

 前半では「ベースボールエコノミックス」で学習した球団の4大収入(チケット、スポンサー、放映権、グッズ・飲食)などの復習を行うとともに、またレポート課題を設定し現地調査を実施。後半は、この調査で得た観客の滞在時間や球団のメディア露出の重要性について検討を重ね、その結果をレポートにまとめるとともに、球団職員らの前でプレゼンテーションを行う。詳細は以下の通り。

◆経済学部「ベースボールビジネス研究」
【初回授業】
 2012年4月10日(火)11:00~12:30<2限目>
【場所】
 摂南大学寝屋川キャンパス 10号館6階1065教室
 (大阪府寝屋川市池田中町17-8)
 アクセス: 京阪本線寝屋川市駅(西3番乗り場)から京阪バスで約15分、摂南大学下車
【対象】
 摂南大学経済学部3年次生

【概要】
"Take me out to the ball game, ~試合日程と告知方法をマーケティグ視点で
Take me out with the crowd. ~観客動員数や滞在時間はなぜ重要か
Buy me some peanuts and cracker jack, ~飲食の役割は何か
I don't care if I never get back, ~プロ野球の経済商圏とは
Let me root, root, root for the home team, ~ホームチーム、メディアとは
If they don't win it's a shame. ~勝利は大切か、選手年俸と勝利の関係
For it's one, two, three strikes, you're out, ~実際の試合視察で調査しよう
At the old ball game." ~♪

 メジャーリーグでは「Take Me Out to the Ball Game♪」を7回表終了時にスタジアム全体で歌う。ちょっと背伸びをしたり、運動をするので、「7イニングストレッチ」とも呼ばれている。

 歌詞の隠語や行間にあるベースボールビジネスのキーワードを読み取り、毎回提示される課題を学生自ら調査、研究する。講座は「言葉のキャッチボール」をメインに、ディスカッション中心に進めていく。なお、提出課題はプロ野球経営にとって重要な4大収入を分析したものとし、昨年開講した2年次生対象の正課授業「ベースボールエコノミクス」をよりマーケティング視点で考察する。

 本科目6・7回目(5月12日)は、ドームでの試合を視察するとともに、課題解決のヒアリング調査などを行う。11回目(6月12日)にはクライマックスと称し研究レポートを提出、15回目の7月17日は日本シリーズと称し、球団職員へのプレゼンテーションを予定している。

▼本件に関する問い合わせ先
 摂南大学経済学部事務室(担当:濱崎)
 〒572-8508 大阪府寝屋川市池田中町17-8
 TEL: 072-839-8120
 FAX: 072-839-8138

▼本件に関する取材の申し込み先
 学校法人常翔学園広報室(担当:油井、田中)
 TEL: 06-6954-4026