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龍谷大学(所在地:京都市伏見区、学長:赤松徹眞)は、2010年度から2019年度までの10年間の改革指針として策定した「第5次長期計画」に基づき、全学的な改革に取り組んでいる。このたび、2015年4月に、瀬田キャンパス(滋賀県大津市)にある「国際文化学部」を深草キャンパス(京都市伏見区)に移転するとともに、新たに瀬田キャンパスに「農学部(仮称)」を設置することを決定し、4月10日に記者会見を行った。今後、具体的な開設準備をすすめていく。
農学系学部の設置は、全国の仏教系大学で初となり、私立大学としては、1980年に旧九州東海大学(現東海大学)が農学部を設置して以来、35年ぶりの設置となる。
※第5次長期計画 http://www.ryukoku.ac.jp/2020/ryukoku_cs/
1. 「国際文化学部」の深草キャンパス移転の概要
深草キャンパスには、現在、人文科学系学部として文学部の1・2年次生が、社会科学系学部として経済学部・経営学部・法学部・政策学部の4学部がある。国際文化学部が移転することにより、人文科学と社会科学を総合した教学の実現を図り、それぞれが互いに影響し響きあうことで効果的な教学連携を実現し、深草キャンパスの特色化を図ろうと考えている。
また、500人を超える留学生が深草キャンパスに在学することとなり、日本人学生を含めて、様々な国や地域から多様な文化的背景をもった学生が学ぶことになる。
(1) 国際文化学部・大学院 国際文化学研究科 収容定員(入学定員・編転入定員) <2012年4月現在>
学 部 1,860名 (留学生定員120名を含む) (入学定員:450名・編転入定員30名)
大学院 42名 (入学定員:19名)
(2) 国際文化学部のキャンパス移転効果
・多文化共生キャンパスの実現
・国際化推進拠点の充実強化
・人文科学・社会科学を総合した教学の実現
・国際都市「京都」の立地環境を活用した新たな教学展開
○国際文化学部移転についての詳細はこちら
http://www.ryukoku.ac.jp/2020/jyuten/world.html
2. 農学部(仮称)の概要
農学部(仮称)は、「食の循環」にかかる教学展開を通じて「食の安心・安全」及び「持続可能な社会」の実現を図る教育をめざす。その根底には、「いのち」を支える「食」のあり方を捉え、建学の精神に基づいた人間教育を通じて、本学独自の人間育成を図る点に特徴がある。ここでは、人文科学・社会科学・自然科学すべての領域を総合した4学科構成による教学展開を図り、学部としての学際性を高めながら、多様な観点から偏りのない教育・研究を行う予定である。こうした人間を育むことに軸足を置いた学際性の高い農学教育は、他大学にはみられない大きな特色である。
(1) 学科構成 収容定員(入学定員・編転入定員)
学部合計 1,660名 (入学定員400名・編転入定員30名)
食料経済学科 500名 (入学定員120名・編転入定員10名)
生物生産学科 500名 (入学定員120名・編転入定員10名)
農業生産基盤学科 340名 (入学定員80名・編転入定員10名)
食品栄養学科 320名 (入学定員80名)
(2) 農学部(仮称)の特徴
・「食の安心・安全」に基づく持続可能な社会を見据えた教学展開
・自然科学・人文科学・社会科学の全ての学問領域を総合した教学展開
・「食の文化」を含めた栄養学的観点も包摂した教学展開
・文化・歴史・経済・社会・地域政策・コミュニティー・国際関係などの多様な分野を総合したカリキュラム展開
・持続可能性や環境調和性を備えた農業のあり方を総合的に科学する実証的な学部
○農学部(仮称)についての詳細はこちら
http://www.ryukoku.ac.jp/2020/jyuten/agriculture.html
○京都府知事、京都市長のコメントはこちら
http://www.ryukoku.ac.jp/2020/jyuten/comment_k.html
○滋賀県知事、大津市長のコメントはこちら
http://www.ryukoku.ac.jp/2020/jyuten/comment_s.html
▼本件に関する問い合わせ先
龍谷大学 学長室(広報)
TEL: 075-645-7882
大学・学校情報 |
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大学・学校名 龍谷大学 |
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URL https://www.ryukoku.ac.jp |
住所 京都市伏見区深草塚本町67 |
龍谷大学は、1639年に京都・西本願寺に設けられた「学寮」に始まる10学部、1短期大学部、11研究科を擁する総合大学です。私たちは、「自省利他」を行動哲学として、地球規模で広がる課題に立ち向かい、社会の新しい可能性の追求に力を尽くしていきます。 |
学長(学校長) 安藤 徹 |