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帝京大学教育学部の客員教授にタケカワユキヒデ氏が就任

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平成24年度に改組した帝京大学教育学部の客員教授に、歌手・作曲家・作家などのマルチアーチストとして知られるタケカワユキヒデ氏が就任した。音楽活動のみならず、教育活動にも熱心に取り組んでいる同氏は、年に2回の特別講義も予定している。

 平成24年度に改組した教育学部は帝京大学の建学の精神である「実学」「国際性」「開放性」に基づいて幅広い分野にわたる実践的で豊かな質の高いカリキュラムを用意。学校を取り巻く社会環境の変化に伴い、新しい時代の教育課題に対応できる教育者を育成するため、専門分野の枠を超えた知識とそれを活用した思考等の知的技法を修得することをめざしている。
 同氏は、音楽活動のみならず、教育活動にも熱心に取り組んでおり、帝京大学小学校校歌の作詞・作曲を手掛けていることがきっかけとなり、今回の客員教授就任となった。

 タケカワユキヒデ氏は、東京外国語大学(英米語学科)在学中のソロアーチストデビュー以降、作詞家・作曲家・編曲家・歌手・音楽プロデューサーのほか、作家としても数々の実績を重ねている。

 1976年にゴダイゴを結成し、ボーカリスト兼作曲家として「ガンダーラ」「モンキーマジック」「銀河鉄道999」「ビューティフル・ネーム」などのヒット曲を発表。

 1年間の任期中に2回予定されている特別講演では、「グローバライゼーション~真の国際化とはどういうことか」をテーマに、同氏の最初の海外公演となったネパールのコンサートの映像や音楽を鑑賞。自身の国際化への歩みに基づいた独自の視点から、国際化という言葉の持つ複雑な役割や、相手国の事情や常識を理解しようとすることの大切さを説く。

◆タケカワユキヒデ 略歴
 1952年10月22日生まれ。
 東京外国語大学(英米語学科)在学中にソロアーチストとしてデビュー。
 1976年、ゴダイゴを結成。ボーカリスト兼作曲家として「ガンダーラ」「モンキーマジック」「銀河鉄道999」「ビューティフル・ネーム」など、数多くのヒット曲を生む。
 ソングライターとしては、松田聖子、中森明菜など、時代を彩る多くの歌手たちに楽曲を提供。そのほか「ダイワハウス」「花王リーゼ」などのCMソング、「ビックリマン」「ニルスの不思議な旅」などのアニメソング、「ソウルブレーダー」「桃太郎電鉄シリーズ」などのゲーム音楽も手がけ、NHK教育テレビの「天才てれびくん」シリーズの音楽も6年間担当し続けていた。
 作家としては「元総理探偵・霧島幸四郎」シリーズ(講談社)、「ガンダーラ」シリーズ(講談社)などの小説、「タッタ君現わる」(小学館)「サラダな家族」(実業之日本社)などのエッセイ集、「娘を持つ父親のための本」(集英社)などのマニュアル本といった著作を多数発表。
 まんが雑誌のコレクター兼研究家でもあり、現在、少年まんが誌の蔵書が6000冊を超える。1997年から1999年まで、手塚治虫文化賞の選考委員。2003年と2004年の日本漫画家協会賞の選考委員を歴任した。
 実生活では一男五女の子煩悩な父親として知られ、1999年にベストファザー賞を受賞。近年では年間40~50本の公演(ライブ活動や「男の子育て」「身近な環境問題」などの講演会)をコンスタントに展開している。

▼本件に関する問い合わせ先
 帝京大学八王子キャンパス広報グループ
 〒192-0395 東京都八王子市大塚359
 TEL: 042-678-3311
 FAX: 042-674-8883
 URL: http://www.teikyo-u.ac.jp