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上智大学アメリカ・カナダ研究所がソフィア・シンポジウム「After Katrina and 3.11:Representation, Politics, Culture カトリーナ以後、3.11以後:表象、ポリティクス、文化」を開催

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上智大学アメリカ・カナダ研究所では年6月8日(金)、9日(土)に、ソフィア・シンポジウム「After Katrina and 3.11: Representation, Politics, Culture カトリーナ以後、3.11以後:表象、ポリティクス、文化」を開催。当日は、アメリカ研究やメディア研究、文化研究、環境研究という多様な分野の研究者が一堂に会し、災害がメディアおよび政治、経済、社会においてどのように表現されてきたかについて議論する。

 東日本大震災が発生した2011年3月11日以後、米国のニューオーリンズと日本の間に新たな関係が構築されている。

 2005年8月、ハリケーン・カトリーナによって壊滅的な打撃を受けた米国ニューオーリンズでは、被災後に行われた多くの研究を通じて、「ポスト・カトリーナ」という用語や「新たなる標準」という表現が生まれた。今回のシンポジウムでは、アメリカ研究、メディア研究、文化研究、そして環境研究という多様な分野の研究者が一堂に会し、災害というものがメディア、および政治・経済・社会においてどのように表現されてきたかについて議論する。

 東日本大震災から1年を経た今、改めてハリケーン・カトリーナ災害の影響を考察することにより、日本においてカトリーナ研究がどのように益しうるかを探る。シンポジウムの概要は下記の通り。

■ソフィア・シンポジウム「After Katrina and 3.11:Representation, Politics, Culture カトリーナ以後、3.11以後:表象、ポリティクス、文化」開催概要

【日程】
2012年6月8日(金)~6月9日(土)*入退場自由

【場所】
 上智大学四谷キャンパス 中央図書館9階 911号室
 (東京都千代田区紀尾井町7-1) *駐車場のご用意はございません。

【言語】
英語 (6月9日の一部プログラムで同時通訳あり)

【費用】
無料、申し込み不要

【スケジュール】
・6月8日(金)
 18:30~ 基調講演(英語のみ)
 「災害の文化的語りを比較する-カトリーナと3.11」
 ダイアン・ネグラ(ユニバーシティ・カレッジ ダブリン アイルランド)

・6月9日(土)
 【1】13:00~15:45 口頭発表 (同時通訳あり)
 ◆「災害の近さ-空間的転位とテレビの臨場感、ニューオーリンズから日本へ」
  ジョイ・フクア(クイーンズ・カレッジ 米国)
 ◆「文化的世界システムの時代区分と周期性
   ―文学、レンズメディア、文化研究においていかに災害を比較するか」
  スティーヴン・シャピロ(ワーウィック大学 イギリス)
 ◆「回復力を検証する-自然、社会、テクノロジー」
  原口 弥生(茨城大学)
 ◆「窮状におちいった福島で保養プロジェクトがいかに大事か」
  西崎 伸子・照沼 かほる(福島大学)

【2】16:00~17:45
 地域芸術運動のプレゼンテーションと学生のためのワークショップ(英語のみ)
 ◆「育てて、繁栄する-カトリーナ後のニューオーリンズにおける地域芸術の提唱」
  アン・ギスルソン(プレス・ストリート・コレクティヴ 米国)

【主 催】上智大学 アメリカ・カナダ研究所
【共 催】独立行政法人 日本学術振興会、上智大学

【一般の方々からの問い合わせ先】
 上智大学 アメリカ・カナダ研究所
 TEL: 03-3238-3908
 (平日9:30-17:00、ただし11:30-12:30は除く)
 E-mail: instacs@sophia.ac.jp

▼本件の報道関係に関する問い合わせ先(ご取材、掲載のご確認など)
 上智学院 総務局 企画広報グループ
 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
 TEL: 03-3238-3179
 FAX: 03-3238-3539
 E-mail: sophiapr@cl.sophia.ac.jp
 URL: http://www.sophia.ac.jp/