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淑徳大学が千葉中央警察署と「災害時支援協定」を締結

大学ニュース  /  地域貢献

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淑徳大学は6月7日(木)、千葉キャンパスにおいて、千葉中央警察署と「大規模災害時における大学の施設の使用に関する協定」に関する締結式を挙行。吉開和彦・千葉中央警察署長と長谷川匡俊・淑徳大学学長が出席し、協定書に調印した。この協定は、千葉中央警察署が津波などの被害を受けた場合に、指揮機能を淑徳大学内の施設に一時移転するためのもので、県内では初めての協定となる。

 千葉中央警察署は1973年建設と築40年近く、庁舎の老朽化が進んでいる。沿岸部から200メートルと近く、津波の被害が懸念されてきた。一方、淑徳大学千葉キャンパスは標高13メートルの高台に位置し、最新の15号館校舎は2010年竣工で耐震構造を備えている。

 こうした中、同署は淑徳大学に今回の協定を持ちかけた。大規模災害の発生により署が壊滅的な被害を受けた場合、救助活動を指揮する拠点として、同大の会議室などを使用する。同大は教育活動の継続を確保した上で、最大限の協力を行い要請に応える予定である。

 淑徳大学はボランティア活動が盛んで、2010年には学生と地域住民、警察が協力してパトロール活動を行う防犯サークル「SEE」(淑徳・イーグル・アイズ)」を立ち上げた。さらに昨年9月には、地域の犯罪や交通事故などの抑止を目的として「地域安全に関する覚書」を締結し、SEEのメンバーが安全安心なまちづくりに向けた活動に力を入れている。

▼本件に関する問い合わせ先
 淑徳大学 広報室
 千葉市中央区大巌寺町200
 TEL: 043-265-7340
 FAX: 043-265-9877
 E-mail: svc@soc.shukutoku.ac.jp