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法政大学大学院政策創造研究科「坂本光司研究室」が研究成果発表会を開催 ――調査研究から見えてきた「中小企業の人財育成」のあり方と日本人のモノサシを変える「小さくてもいちばんの会社」

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坂本光司研究室では、中小企業経営の最大の課題である、人財の確保・育成問題の中から、とりわけ近年の中小企業にとって重要な「人財の育成」に絞り、この1年間を費やし研究活動を行ってきた。今回は、本調査研究のため実施した「中小企業の人財育成に関するアンケート調査」の結果と、全国の参考になると思われる中小企業の現地ヒアリング調査結果を発表する。

 坂本光司研究室では、中小企業の経営実態の調査・研究活動として、すばらしい取り組みをしている全国の中小企業に取材を行い、6ヶ月を費やしてレポートにまとめた。この度、そのレポートを講談社から7月17日に『小さくてもいちばんの会社』として出版する。この本に登場する64社には、「なぜ、オンリーワンになれたのか?」、「なぜ、人財が育つのか?」、「なぜ、前例をくつがえせたのか?」、「なぜ、お客様に選ばれたのか?」、「弱者にやさしい会社はどこが違うのか?」など、日本人のモノサシを変える貴重なヒントが隠されている。

【開催概要】
■日時: 2012年7月3日(火)11:00~12:00(10:30開場)
■場所: 法政大学市大学院新見附校舎7階
  (新宿区市谷田町2-15-2) JR・地下鉄 市ヶ谷駅 徒歩約10分
■スケジュール:
 11:00~11:05 開会あいさつ
 11:05~11:40 研究成果発表・記者会見 坂本光司教授
 11:40~11:50 質疑応答
 11:50 閉会

(ご参考)
◆坂本光司(さかもと・こうじ)
 1947年静岡県生まれ。法政大学大学院政策創造研究科教授・静岡サテライトキャンパス長。専門は中小企業経営論、地域産業論、地域経済論、福祉産業論。徹底した現場派で6,600社を超える企業や地域・商店街等の実態調査研究を行い、その成果を企業経営者・産業支援機関・行政等、広く社会へ還元している。『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版)はシリーズ60万部を超えるベストセラー。「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」審査委員長、経済産業省「産業支援施設助成審査委員会」委員長、関東経済産業局「価値ある企業の経営指標策定検討委員会」会長をはじめ公職多数。

◆法政大学大学院 政策創造研究科(愛称:地域づくり大学院)
 政策づくり、地域(都市)づくり、産業創出を担う高度専門職業人養成を目的として2008年に設立。産業界、自治体、地域の現場に明るい教員が指導にあたり、企業、自治体、金融機関など、現場の最前線で活躍する社会人学生を中心に実践的な研究活動が活発に行われている。

【本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先】
 法政大学大学院政策創造研究科 坂本光司研究室 
 成果発表会担当 富永治(法政大学大学院修士課程)
 TEL: 090-5495-3615