東京薬科大学

東京薬科大学生命科学部に2013年4月、生命医科学科が新たに誕生――急速に発展する医学・先進医療を担う人材を育成

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東京薬科大学生命科学部は、2013年4月に「生命医科学科」を開設する(2012年6月届出受理)。同学部がこれまで行ってきた幅広い生命科学教育に加え、医学・医療分野の専門的な知識・技術を教授し、生命科学と先進医療の架け橋となる人材の育成を目指す。

 近年の医学研究の進歩は目覚ましく、その成果を基盤として、再生医療やテーラーメイド医療、遺伝子治療といった次世代の治療法の実用化が急速に進められている。一方で、わが国における医学・医療分野がさらに発展するためには、多岐にわたる生命科学の素養と、医学・医療分野の専門的な知識・技術を兼ね備えた優れた人材の育成が必要となる。

 こうした社会的要請に応えるために、東京薬科大学生命科学部では、これまで分子生命科学科内に設置していた医科学コースを拡充し、2013年4月に新たに生命医科学科を開設することとなった(2012年6月文部科学省設置届出受理)。

 生命医科学科では、これまで生命科学部が培ってきた幅広い教育の実践に加え、医学とその医療への応用領域の中核となる研究者、技術者に必要な専門知識・技術を身につけることを目的とした教育を行う。
 カリキュラムでは、がんや免疫疾患、神経疾患など、病気の仕組みや再生医療を学ぶことができる。さらに、卒業研究を通じて、実際に最先端の医学研究に従事することで、新しい研究分野の開拓・推進に必要な課題解決能力を養成する。

 また、同学科は医師として臨床経験があり、かつ最先端の医学研究分野で活躍する教授・准教授を多数擁しており、生命科学と先進医療の架け橋となる人材の育成に万全の体制を整えている。さらに施設面では、最新の研究設備と実習室を備えた「研究4号館」(130周年記念館)が2011年4月に完成している。

 なお、生命科学部では生命医科学科の開設と同時に、環境ゲノム学科を応用生命科学科に改称し、分子生命科学科と合わせて3学科体制に移行する。
 このうち分子生命科学科は薬学領域にも強い基盤的サイエンスを、応用生命科学科では植物エネルギー分野を加え、環境と農学への応用を目指す。3学科はそれぞれの学科の特徴を生かしながら、基盤的視点から応用的視点へと有機的な連携を図り、生命科学分野のめざましい進展を担っていく。同大は東京医科大学、工学院大学との間で医薬工包括連携協定も結んでおり、既存の重要分野に新たな研究領域が加わることで、より魅力的な学部構成となっている。

※大学ホームページ記事掲載URL
http://www.toyaku.ac.jp/sp/seimeikagaku_sp.html

▼本件の内容に関する問い合わせ先
 東京薬科大学 学務課
 TEL: 042-676-7306

▼本件の取材に関するお問い合わせ先
 東京薬科大学 総務課法人・広報担当
 TEL: 042-676-1649
 FAX: 042-677-1639
 E-Mail: kouho@toyaku.ac.jp
 〒192-0392 東京都八王子市堀之内1432-1

3333 2013年度からの生命科学部