明治大学

明治大学10番目の新学部 「総合数理学部」 が来年4月に誕生 ~社会に貢献する数理科学の創造・展開・発信~

大学ニュース  /  大学改革  /  教育カリキュラム  /  その他

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

明治大学は、2013年4月に、新たに「総合数理学部」を開設する(8月31日、文部科学省が学部設置届出を受理)。同学部は、2008年開設の国際日本学部に続く、明治大学10番目の学部(理系)となる。

 数学は世の中をもっと幸せに変えていくチカラを持っている。複雑化する現代の社会問題に対し、数学的理論からしか導き出せない答えは、まだまだ無数に存在している。数理科学分野のパイオニアである明治大学では、この新たな学部において、数理科学と情報技術の最先端を学ぶカリキュラムを提供。「現象数理学科」「先端メディアサイエンス学科」「ネットワークデザイン学科」の3学科を設け、あらゆる現象を解明するチカラと、新たなモデルを創造・発信するチカラを身に着けた人材を育てる。

■総合数理学部 概要
◇入学定員: 学部全体…260名(収容定員1040名)
         現象数理学科…80名
         先端メディアサイエンス学科…100名
         ネットワークデザイン学科…80名
◇開設時期: 2013年4月

◇各学科の紹介
【現象数理学科: あらゆる現象を数学で解明】
 動物や植物の模様や心臓の鼓動、交通渋滞や天気など、様々な現象を、数学を用いて解明する。現象を数式に置き換えていくことを「モデリング」と言い、実際に導きだした「数理モデル」を使い、コンピュータで高度なシミュレーションを繰り返し、これまで目に見えなかった現象の正体を明らかにする。

【先端メディアサイエンス学科: 最先端メディアを創造する】
 「テレビを見ながら匂いも分かったら…」。たとえばこんな発想力や情報技術力を、数理科学の考え方をベースにし、多彩なカリキュラムを通じて磨く。これまでにない全く新しい価値を発想・創造できるイノベイティブな人材の育成を目指す。

【ネットワークデザイン学科: 未来を支えるネットワークをつくる】
 Webやメールのような情報ネットワークだけでなく、ネットワークを介した購買行動分析、電力エネルギーネットワークなど社会インフラからビジネスまでの幅広い分野のネットワークシステムを学ぶ。数理科学と情報技術に加え、現実の問題に対処するための工学的な考え方を身に着け、未来の社会基盤となるネットワークを作り、支える人材を創造する。

◇キャンパス: 中野キャンパス(2013年4月オープン予定,中野駅から徒歩8分)

★TOPIC★
 総合数理学部は数理科学と情報技術をカリキュラムの中心に据えた理系学部だが、「数理科学に興味がある!」という文系の受験生のために、数IIICや理科を受験する必要が無い「3科目方式(国語・外国語・数学IAIIB)」を全学部統一入試において実施する。

--------------------------------------------
▼取材のお問い合わせ
 明治大学 経営企画部広報課 花城・澤内
 電話: 03-3296-4082
▼新学部の内容に関するお問い合わせ
 中野教務事務室 総合数理学部設置準備 杉山
 電話: 03-3296-4527

3469 中野キャンパス完成イメージ。竣工時とは異なる場合がある。