駒澤大学

駒澤大学禅文化歴史博物館が、10月9日~11月17日に「曹洞宗の教育と出版~大学開校当時の品々から探る~」を開催――開校130周年記念

大学ニュース  /  イベント  /  施設設備  /  地域貢献  /  その他

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

駒澤大学(東京都世田谷区)が開校130周年を迎えるにあたり、同大の禅文化歴史博物館は10月9日(火)~11月17日(土)に企画展「曹洞宗の教育と出版~大学開校当時の品々から探る~」を開催する。これは、大学開校当時の教科書と版木から明治時代の教育と出版を探るというもの。寄進によって同大を支えた人々の想いや、明治初期の印刷技術にも触れており、大学の歴史と大学を取り巻く明治の文明開化を知ることができる。入館無料。

 駒澤大学の淵源となっているのは、文禄元年(1592)に創設された曹洞宗の学問所(学寮)。この学寮はのちに「旃檀林」(せんだんりん)と称された。明治15年(1882)には同大の前身となった「曹洞宗大学林専門学本校」が開校され、同大はこの年を開校年としている。

 また、禅文化歴史博物館は平成14年(2002)に開校120周年記念事業の一環として学内に開館され、今年で開館10周年を迎える。博物館となっている建造物「耕雲館」は、昭和3年(1928)に図書館として建てられたもので、現在は東京都歴史的建造物に選定されている。

 開校130周年および博物館開館10周年の節目に当たる今回の企画展では、開校当時の品々を展示。教科書として使用された仏典や禅籍、漢籍をはじめ、それらの印刷に使用された版木、仏像などの寄進物を通じ、明治時代初期の曹洞宗の教育や、同大を支えた人々の想いなどを探る。
 また出版物や版木からは、木版印刷と活版印刷が併用されていた明治時代の印刷技術と出版事情も知ることができる。

◆駒澤大学開校130周年&博物館開館10周年企画展
 「曹洞宗の教育と出版~大学開校当時の品々から探る~」
【開催期間】
 平成24年10月9日(火)~11月17日(土)

【開館時間】
 10:00~16:30(入館は16:15まで)

【入館料】
 無料

【休館日】
 土・日 10月15日は開校記念日のため休館
 ※ ただし、10月20日、11月3、4、17日は開館

【場所】
 駒澤大学 駒沢キャンパス 禅文化歴史博物館

【後援】
 世田谷区教育委員会

【禅文化歴史博物館HP】
 http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/zenbunka

▼本件に関する問い合わせ先
 駒澤大学総務部広報課
 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
 TEL: 03-3418-9828
 E-mail: koho@komazawa-u.ac.jp
 URL: http://www.komazawa-u.ac.jp/


3562 東京都歴史的建造物に選定されている禅文化歴史博物館